恵泉女学園大学

人間環境学科の魅力 Part2

2006年11月27日

「就職にも役立つ、高い情報処理能力を習得できる!!」


人間環境学科を特徴付ける科目として「統計学」があります。この授業では、SPSSという統計処理ソフトを駆使してデータ分析の方法を学びます。学生は各自のノートパソコンにSPSSをインストールし、毎回の授業では学生がそのノートパソコンを持参して、どんどん分析を進めていきます。

大学のサーバーに課題ファイルを置いておくのですが、学生たちは無線LANでサーバーにアクセスして、課題をダウンロードしては友だちと相談しながら課題をこなしていきます。


ですから、この授業ではおしゃべり歓迎です。質問も随時受けます。しかし、教員一人では対応しきれないので、私のゼミに所属している先輩学生たちにもサポートをお願いしています。

学生同士が相談し合い、先輩から手伝ってもらい、教員から指導を受け、学生たちはおのずと自学自習の態度が身についていきます。

毎回、課題に対するレポートを提出してもらうので、学生たちは必死です。でも、気がつくといつの間にかグラフや表の加工や読み取り、解釈などが飛躍的に向上していて、レポートもタッチタイピングで作成するまでになります。

そして、多くの企業がデータを読めて語れる社員を求めている現代、このような情報処理能力は、大学での学びに役立つだけでなく、就職の際にもとても大きな武器となっているのです。


人間環境学科 専任講師 喜田安哲