恵泉女学園大学

2006年12月

インマヌエル!?

2006年12月25日

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神はわれわれと共におられる」という意味である。(聖書マタイ1:23)


今日は12月25日。11月初旬からイルミネーションやデコレーションで賑わっていた街やデパートは、きっと明日からはお正月モードに突入なのでしょう。

しかし!クリスマスは1月6日の公現日(東方の学者たちがイエスを拝みに来た日とされ、異教徒にも救い主が伝えられた日として祝う日)までを指すのですが、商戦のためならしかたないのでしょうね・・・。

さて、恵泉で13日に行われたクリスマス賛美礼拝は「賛美と詩の花束」と題し、チャペルに集った方々の心が合わさり、様々な時代の詩人によって紡ぎ出されたクリスマスの詩を音楽と共に味わい、真の平和を祈り合わせ、心が豊かにされました。

クリスマス。それは、イエスが私たちの救い主(キリスト)としてお生まれになったことを記念し、神に感謝する礼拝です。暗く寂しいこの時代に「神はわれわれと共におられる」というこの約束こそが「クリスマスおめでとう!」なのです。

このことに希望をもち、毎年立ち返りながら、新たな歩みをしたいものですね。

人文学部助手(キリスト教教育主任) 宇野 緑

ハンドベルの音色 ~クリスマスの夜に~

2006年12月18日

みなさん、ハンドベルの音色を聴いたことがありますか?
クリスマスの季節になると街の中で聞く機会があるかもしれません。

さて私は恵泉を卒業し、現在はキリスト教センターで働いています。在学中はハンドベルクワイアに所属し4年間演奏をしていました。大学に入るまでハンドベルは見たことも聴いたこともなく、練習のときは楽譜にかじりついていたのを思い出します。

さて、恵泉女学園大学のハンドベルクワイアはクリスマスの季節になると教会や子供会など様々な方から依頼があり演奏をしに行くことがあります。演奏する曲は皆さんになじみのあるクリスマス曲もありますが、それ以外にも讃美歌、ハンドベルのオリジナル曲などがあります。

ハンドベルの練習は、時間も体力も使いますが、皆で演奏する喜び、曲を仕上げていく喜び、そして何よりも演奏者全員の心を合わせることをハンドベルは私に教えてくれました。
 クリスマスのこの季節、ハンドベルをどこかで耳にするかもしれません。
その時は、ハンドベルが生み出す暖かでやわらかい音色に耳を傾けてはいかがでしょうか。

キリスト教センター 村松 弓

恵泉女学園大学のクリスマス

2006年12月11日

11月29日(水)、クリスマスツリー点火式が行われ、キャンパス内のもみの木に光が灯されました。

チャペルやキャンパスのあちらこちらに、学生や園芸準備室スタッフによって製作されたクリスマスの装飾が美しく施され、クリスマスを待ち望む季節をすごしています。

キリスト教の暦では12月25日がクリスマスですが、私たちの大学では一足早く、12月13日(水)16:30よりクリスマス礼拝を行います。

昨年までは午前中に行っていましたが、今年は初めて、澄み渡る空に星が輝き始める時間に開始します。「賛美と詩の花束」と題し、詩の朗読と聖歌隊賛美、メッセージなど恵泉ならではの礼拝をチャペルに集う人々全員で創りあげます。

そして12月16日(土)にはハンドベル、聖歌隊、オルガン、独唱によるクリスマスチャリティーコンサートが行われます。2週間でチケットが売り切れてしまった人気のコンサートですが、チャペルいっぱいにクリスマスの音楽が暖かく奏でられることでしょう。

人文学部専任講師(キリスト教音楽主事) 関本恵美子

クリスマスにロウソクを灯そう

2006年12月04日

今年の多摩キャンパスのクリスマス礼拝(12/13)は、夕方4時30分から始まります。外は暗いので、チャペルの入り口にロウソクを灯して、皆さんを迎えられたらな、と思っています。

私たちは、クリスマスの約3週間前から、チャペルでクランツのロウソクを灯しています。

クランツとは、リースを水平に置いてロウソクを4本立て、クリスマスの3週前には1本、2週前には2本、1週前には3本、そしてクリスマスには4本全てに灯をつけるものです。

1本ずつ灯を増やしていくことで、キリストの誕生を待ち望む気持ちを表しているのです。

ロウソクは、ロウが溶け、小さく身を削っていきながら、周りを照らします。この様子は、イエス・キリストの姿に重ね合わせることができます。

十字架にかかって、私たちのために自らを捧げてくださったイエス・キリストの姿です。

皆さんも、クリスマス前のこの時期に、ロウソクを灯してみませんか?


園芸準備室スタッフ 菊地牧恵


写真上:クランツ
写真下:点火式