学科の学び(日本語日本文化学科)
2007年11月05日
「〈日本〉のスペシャリストになろう」
私たちが暮らしている〈日本〉のことばや〈日本〉の文化について深く学び、考えていく、それが恵泉の日本語日本文化学科です。
「日本語」「日本文学・文芸創作」「文化史」に分かれ、日本語学、日本語教育、古典文学、近現代文学、歴史、政治思想史、美術史、メディア史など、専門を異にする教員による多彩な専門科目が用意されています。この学科では、国語教員と日本語教員のふたつの資格を取ることができます。国語の先生になる卒業生もだんだん増えてきました。日本語教員の資格を取るために勉強している学生は、ちょうど今、タイで学外実習中です。これからは、世界の各地で卒業生たちが日本語を教える時代になるでしょう。
文芸創作やルポルタージュを書くゼミもあり、出版・マスコミを目指す学生たちのニーズにも応えられるようになっています。
ゼミ旅行も盛んです。近現代文学のゼミでは、宮沢賢治の生地を訪ねて東北旅行をしました。古典文学のゼミと、私の美術史のゼミでは、ちょうど同じ時期に京都に行きます。
(詳しくは私のブログhttp://blog.livedoor.jp/mariko1961/をご覧ください)。
このように、日本語日本文化学科は、〈日本〉のスペシャリストを養成する学科なのです。
人文学部 日本語日本文化学科 稲本万里子
担当科目;日本美術史I、日本文化史研究II(美術)他
写真:ゼミ旅行(京都・風俗博物館にて)
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