学科の学び(人間環境学科)
2007年12月03日
☆人と人とをつなぐという視点で学問を学ぶ!
本学科は、全く異なるように見える「園芸学」「環境学」「心理学」の3つの学問領域で構成されていることが特徴です。2001年の発足当初はこうした学科構成はとても先駆的だったのです!さてその中身は、人と社会との関係性、人と人とのつながりについて考えながらそれぞれの専門領域を深めるというものです。
具体的に言うと、花、野菜、デザイン、カラーなど学べる「園芸学領域」、温暖化や持続可能な社会、環境汚染などの社会的問題を文科系的なアプローチで学ぶ「環境学領域」、人の心身の基本的な理解や発達、親子関係、人間関係、障害など「人間」の基礎をしっかりと学ぶ「心理学領域」。つまり人が育ち大人になってゆく過程を、人の中、社会の中で生きてゆくという視点から、人は周囲に何をし、どんな影響を受けるのかなどを3つの学問領域を有機的に結び付けてゆく形で学びます。
特に心理学領域では心理学実験を行ったり、「パソコン統計学」(心理学志望の学生は必ず!)を学んでもらいます。これらの学びを通してデータの表すことがどのようなことなのかを分かってゆくのです。
深くて豊かで柔軟な発想のできるような人間となってゆくことを学問の学びを通して習得してゆく、そんな学科です!
人間環境学科 准教授 齋藤謁
担当科目;人間形成基礎演習、教育心理学II(教育相談)他
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