恵泉女学園大学

2008年7月

入試担当教員の紹介 その4

2008年07月28日

「自己紹介 ― Ken Fujioka」

Hello! My name is Ken Fujioka. Many people think that I am Japanese because of my Japanese name and my Japanese appearance. I have a bit of a confusing personal background: I was born in Lagos, Nigeria, attended nursery school in Izmir, Turkey, went to elementary school in Tokyo, Japan, junior high school in Jakarta Indonesia, and high school in Brasilia, Brazil and Bangkok, Thailand. Though I am an American citizen, I have lived outside of the United States for most of my lifetime. The reason for my varied international experience was the result of my father’s work: he was a career diplomat for the United States government. In my university classes, I share a lot of my international experiences. I hope you will have the opportunity to enter Keisen University.

英語コミュニケーション学科 准教授 R.Ken Fujioka
担当科目;コミュニケーション実践III他

入試担当教員の紹介 その3

2008年07月21日

「自己紹介 ― 専門は、日本語学・日本語教育です。」

趣味はお散歩。街角散歩は刺激に満ちていて実に楽しめます。歩いていると必然、街の看板や、アナウンスに注意が向きます。例えば、本日、コンビニに寄ったところ、「飲み終わった空きカンは、販売員にお渡しください。」との張り紙(写真1)を見つける。

飲み終わった「空きカン」って、空きカン、飲み終わるヤツぁ、いない(^^。。
また最近、日本語の「させていただきます」が妙に耳障りに聞こえる。その一つが、自分が行う行為に許可を求めないでよい場合。
駅のホーム「ドアを閉めさせていただきます。」「月曜日は、お休みにさせていただいております。」などは既に定着した感あり(>_<)。

さらに最近目にするようになったのは、他人の行為なのに、自分がその人のあたかも許可を得てしているような「させていただきます」。
「当店では、食品のお持ち込みはご遠慮させていただいております。」
「おタバコはご遠慮させていただいております。」などなど。
せめて、表現だけでも「ご遠慮願います。」と、願ってほしいところです(^^)。

「ことばを使う人間ってたいへんだよね。」......街角のねこもあきれている(^^)。(写真2)

日本語日本文化学科 准教授 川井章弘
担当科目:日本語表現I(音声)他

入試担当教員の紹介 その2

2008年07月14日

「自己紹介 ― わたしの場合」

異常な蒸し暑さが続きます。関東の梅雨明けもそろそろでしょうか。さて今年の前半最後水無月某日からの一週間をここにつづります。

*宇宙任務を終えてこの星に帰還した人たちと不測の災害でそこから永遠に旅立った人たち。夕刊を広げると、並んでいた記事です。

*今インドの若い女性シタール奏者の演奏が巷(ちまた)の話題で、彼女の最新CDをゼミのみんなと聞きました。

*朝方ベランダで苺(いちご)の六つ子たちを発見。同じ日『天稚彦(あめわかひこ)草子』の蟻の行列を話題にする人に会いました。

*偶然に上野で細長ゴム風船の大道芸を見ました。この方、有名なのか怪しいのか分かりませんが、この日みんながそこで幸せでした。

*梔子(くちなし)の甘く濃い芳香に誘われて、近所で花を一つ見つけました。香りの頼りに花の便りを手にした瞬間です。

*地雷で足をなくした子象に義足が取り付けられました。タイ発の報道です。足をうばったのも義足を取り付けたのも人間でした。

*詩の本を読みました。一気に。この星にいられる時間に間に合って、よかったと思いました。

以上、これらのすべてに寄り添って、そこにわたしがいました。

文化学科 准教授 杉山圭以子(入試副部長)
担当科目:比較文化論、文化史研究など。専門はインド史

入試担当教員の紹介 その1

2008年07月07日

「自己紹介 ― 古臭い経済研究者」

私は経済、特にアメリカを中心とした現代の経済に関する研究を専門にしています。ところが、実は非常に古風で、臆病な人間です。古代人さながら自然の恵みに感謝し、その怒りに恐怖します。地震はもちろん、雷や台風が大の苦手です。趣味は、長い歴史をもつゲームの代表である囲碁や将棋です。時々、江戸時代の棋譜を並べて楽しみます。

仕事柄、パソコンをよく利用しますが、一般に文明の利器を使いこなすことはできません。たとえばUSBではなく、フロッピー・ディスクを愛用。車についてはペーパードライバー。MDはよくわからず、デジカメは使いません。先日、初めて携帯電話を手に入れましたが、難しくて活用できません。

果たして現代社会が、古くから人間の求めてきた幸せや喜び、そして多くの現代人の豊かさを満たす方向に向かっているのかどうか、現代の新しい考え方に加えて古風な発想を生かしつつ研究しています。どうかオープンキャンパスに来て、異国風で現代的な顔立ちをした古臭い経済学者を見つけてみてください。

国際社会学科 教授 坂井 誠(入試部長)
担当科目:「アメリカの経済と社会」、「市場とグローバリゼーション」など