恵泉女学園大学

入試担当教員の紹介 その1

2008年07月07日

「自己紹介 ― 古臭い経済研究者」

私は経済、特にアメリカを中心とした現代の経済に関する研究を専門にしています。ところが、実は非常に古風で、臆病な人間です。古代人さながら自然の恵みに感謝し、その怒りに恐怖します。地震はもちろん、雷や台風が大の苦手です。趣味は、長い歴史をもつゲームの代表である囲碁や将棋です。時々、江戸時代の棋譜を並べて楽しみます。

仕事柄、パソコンをよく利用しますが、一般に文明の利器を使いこなすことはできません。たとえばUSBではなく、フロッピー・ディスクを愛用。車についてはペーパードライバー。MDはよくわからず、デジカメは使いません。先日、初めて携帯電話を手に入れましたが、難しくて活用できません。

果たして現代社会が、古くから人間の求めてきた幸せや喜び、そして多くの現代人の豊かさを満たす方向に向かっているのかどうか、現代の新しい考え方に加えて古風な発想を生かしつつ研究しています。どうかオープンキャンパスに来て、異国風で現代的な顔立ちをした古臭い経済学者を見つけてみてください。

国際社会学科 教授 坂井 誠(入試部長)
担当科目:「アメリカの経済と社会」、「市場とグローバリゼーション」など