入試担当教員の紹介 その3
2008年07月21日
「自己紹介 ― 専門は、日本語学・日本語教育です。」趣味はお散歩。街角散歩は刺激に満ちていて実に楽しめます。歩いていると必然、街の看板や、アナウンスに注意が向きます。例えば、本日、コンビニに寄ったところ、「飲み終わった空きカンは、販売員にお渡しください。」との張り紙(写真1)を見つける。
飲み終わった「空きカン」って、空きカン、飲み終わるヤツぁ、いない(^^。。
また最近、日本語の「させていただきます」が妙に耳障りに聞こえる。その一つが、自分が行う行為に許可を求めないでよい場合。
駅のホーム「ドアを閉めさせていただきます。」「月曜日は、お休みにさせていただいております。」などは既に定着した感あり(>_<)。
さらに最近目にするようになったのは、他人の行為なのに、自分がその人のあたかも許可を得てしているような「させていただきます」。「当店では、食品のお持ち込みはご遠慮させていただいております。」
「おタバコはご遠慮させていただいております。」などなど。
せめて、表現だけでも「ご遠慮願います。」と、願ってほしいところです(^^)。
「ことばを使う人間ってたいへんだよね。」......街角のねこもあきれている(^^)。(写真2)
日本語日本文化学科 准教授 川井章弘
担当科目:日本語表現I(音声)他
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