恵泉女学園大学

入試担当教員の紹介 その6

2008年08月11日

「自己紹介 ~恵泉で一番のアウトドア派!?~」

皆さん、こんにちは。人間環境学科の樋口です。

以前、このブログで、子供の頃は昆虫博士になりたかった、と書いたことがありますが、私は昔から昆虫以外にも魚や植物が大好きでした。その中でも特に好きだった生物をあげると、チョウでは高山に住むクモマツマキチョウ、魚では渓流に住むヤマメやイワナ、そして植物では高山に咲くチングルマや山に咲くランの仲間などがあります。そう、どれも日本の山に生きる生物たちです。そして、これらの生物たちと出会うため、捕虫網を持って林をさまよったり、カメラを持って山に登ったり、渓流で釣り竿を振り回したりと、中学のころから暇さえあればそんなことばかりして、現在に至っています。(笑)

そうして出会った生物たちの中で、今日は私が大好きなランを2つ紹介しましょう。一つはアツモリソウです。「この花、だれがデザインしたの?」と聞きたくなるくらい複雑な造形美をしていますよね。

もう一つはイチヨウラン。これは南アルプスの樹林帯で撮影したものですが、葉が一枚、花が一つという、植物としてこれ以上ないくらいシンプルな作りの中にも、凛とした美しさがあると思いませんか?

仕事では園芸化された植物を扱っていますが、本当はこうした日本の山に咲く花が大好きな私です。皆さんも時間があったら、是非、山に出かけて、日本の素晴らしい野生の花たちと出会ってみてください。海外に行かなくても、日本には素晴らしい自然がまだまだ沢山ありますから!

人間環境学科 准教授 樋口幸男
担当科目:園芸概論、人と植物の関係学他