2009年2月 9日
私の座右の銘 その2
2009年02月09日
「継続は力なり」私は中学高校時代を全寮制の学校で過ごしました。家に帰るのは夏休みや冬休みだけだったので、家よりも学校で過ごした時間の方が遥かに長かった日々でした。朝は7時起床、ラジオ体操、行進をしてから朝食、礼拝、授業という規律正しい生活でした。入学当初はその生活に慣れるのに少し苦労した覚えがありますが、6年間もそのような生活をしたため、今でも自然と規則正しい生活をしています。逆に不規則になると調子が狂うので、元に戻そうという作用が働きます。今思うと、あの頃の毎日の小さな努力の積み重ねが力になっていると感じています。
私の趣味のひとつに「釣り」があります。15年ほど前から本格的に始めましたが、釣りに行くたびに「多く釣りたい!」と思って色々なことを考えます。継続すると色々なことが見えてきて、「何が大切なのか?」ということが段々と見えてきてスキルアップしていきます。物事を継続していくということは、同時に「経験」が蓄積されるということです。この経験こそが、何物にも変えがたい「力」になっていくのだと思います。
高校生の皆さんにもそのような経験があるのではないでしょうか。学校での勉強だけでなく、部活や趣味も継続して経験を蓄積していくと、きっと今後の大きな力になると思います。「続ける」ということを意識して物事に取り組まれることをお勧めします。
宇田川 篤(入試広報室長)
写真上:中高時代の寮の一室
写真下:力強く堰堤をジャンプして遡上する鮎(5月初旬)