恵泉女学園大学

希望を実現するための大学選び その3

2009年04月20日

「さあ、出かけてみよう!」

大学選びに悩んでいる人も多いと思います。「希望」が明確な人は、早速大学を探していることでしょう。しかし、「希望」がはっきりしないから選べないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。親や先生に「何がやりたいの?」と聞かれて一所懸命考えている人もいると思います。

しかし、「希望」といのは考えて出てくるものではありません。「希望」は、何かの拍子に「これやりたい!」「これおもしろい!」「これどうなっているの!?」と感じることから始まります。それが「もっと理解したい!」「もっとうまくなりたい!」「こんな仕事に就きたい!」と展開していくことです。「希望」が明確でない人は、"何かの拍子"が発生する具体的な出来事に出会っていないのでしょう。ですから、一人で考え込んでも「希望」が出てくることはないのです。

では、どうしたらよいのでしょう? ぜひ実際に大学に行ってみてください。どの大学でもよいのです。何となく気になる大学から始めてください。そして、大学の先生や学生さんにインタビューして、その人たちが大学で何に興味を持ってどのような取り組みをしているのかを直接聞いてください。すると、「へぇー、おもしろそう」「どういうしくみなの!?」「何でそうなるの?」と共感して興味をもてる事柄に出会えると思います。皆さんにとって大学は未知の世界ですから、具体的な話を聞きながらイメージをふくらませるのです。

ちなみに、恵泉女学園大学でもオープンキャンパスを開催しています。毎週土曜日にも相談窓口を開いています。ぜひ入試広報室に足を運んで、恵泉で何をやっているのかを具体的に聞いてください。教員やキャンパス・アテンダントの学生さんがお話しをしてくれますよ。

人間環境学科 講師 喜田安哲
担当科目:人間形成基礎演習、統計学他