恵泉女学園大学

KEISEN Campus News by Teachers

教職員が恵泉にまつわる様々なことを紹介します。

春の息吹・気配 その2

2008年02月11日

「恵泉女学園大学で迎える春」

恵泉女学園大学ほど、春にふさわしい所はありません。

新入生を迎える前に3月ごろ、学内の木々の下に、ひっそりと可愛らしくクロッカスが小さな花を咲かせます。恵泉ではその色は、紫、白、黄色の3色です。

その頃は学生の人たちがほとんどいない校内で、いつも、巣立っていく4年生のことを思い、そして、まだお会いしていない新しい新入生はどんな人たちにお会いできるのかなあと思いをめぐらせます。

今、高校生である新入生の方々とは、オープンキャンパスや入試の時にお会いしたことのある方々もたくさんいます。

4月、5月になると、いっきに、もっと多くの花がたくさん咲き乱れるキャンパスでお待ちしています。

英語コミュニケーション学科 准教授 有馬弥子
担当科目;英語表現基礎演習IV(英米演劇論)

春の息吹・気配 その1

2008年02月04日

「春は来る!」

今年も早いものでもう一ヶ月が過ぎてしまいました
んっ?変な言い方ですか?
でもやっぱり月日の流れるのは早い!!
最近、日が長くなったなぁって思います
12月の5限の授業となると始まり(因みに4時40分)からすでに外は暗くて
授業が終わったときには闇の中(木に囲まれているせい?)
それを思うとやっぱり季節が変わりつつあるんだなぁって思います

そう時間は流れ続けるし
過ぎた時間は取り戻せないのです
みなさんの中にはそのことを今痛切に感じている
痛切に感じさせられている人がいるのではないかと思います

受験が終わった人、お疲れ様でした

これからがまだまだ本番の人、頑張れ
春はみんなに必ず来ます

梅の花のほころび
昼間のひだまり
ボンネットの上の猫
暖かい一瞬の風
息が白くならない朝

一段落してほっと一息付けるようになったら
身のまわりの春を感じてみましょう
そして充実した日々のことを思い返して
満足感を味わえるようになることを願ってます

日本語日本文化学科 准教授 山田昌裕
担当科目;日本語概説I、日本語文法I他

サクラ、咲け☆ その4

2008年01月28日

「春は必ず来ます」

大学入試センター試験が終り、一般入試の日々が到来します。

恵泉女学園大学も、1月29日がその初日。

受験生の皆さんは、自分の志望校の試験に向けて、最後の追込み段階でしょうね。くれぐれも健康第一でお過ごし下さい。頑張りすぎて病気になったり、緊張のあまり本来の実力を出せない、といった事態はどうか避けてください。

偉そうに皆さんに助言していますが、私自身は実は計画性が余りなく、直前までバタバタと焦りまくるタイプの人間です。

昔からそうだったと証言するのは、中学の同級生だった私の妻。「中学生の時、夏休みが終る直前になって慌てて宿題に取り掛かっていたが、大学教師になった今でも、それがまったく変わっていない」と言うのです。人間、簡単には変わらないのですね!

閑話休題。どの受験生にとっても、今は一番苦しい時期です。どうか無理しない範囲で精一杯頑張って、しっかり乗り越えてください。計画的であろうと、バタバタであろうと、貴方が積んだ努力は必ず報われます。そして貴方の春は、必ずやって来ます。

なに、私の人生に春は来たかって?中学の同級生と結婚できたことがそうかなァ。

恵泉女学園大学の私のゼミ生になって、それが本当かどうか、自分の目で確かめに来ませんか?

人間社会学部長 大橋正明
担当科目:国際開発論、社会開発論、NGO論、短期フィールドスタディ(バングラデシュ)

サクラ、咲け☆ その3

2008年01月21日

「体調を整える」

受験生のみなさん、明けましておめでとう。

この文章が掲載されるときは、もうすでにセンター入試も終わっていることでしょう。結果はどうでしたか? 「自信がある」と胸をはっている人もいるでしょうが、いろいろと反省している人も多いと思います。でも、入試はこれからが本番です。

これからの長い受験シーズンを乗り切るために重要なことは、「体調を整える」ということです。

体調の管理というと身体的なことばかりを気にしますが、一番大切なのは精神的なことです。ゆったりと落ち着いた気分でいながらも、集中力が発揮できる状態に自分を置くこと、これが秘訣です。

「そんなことは無理!」という人は、お茶でもいれて、目をつむって数回深呼吸をしてから、一口飲んでみてください。気持ちがスッと楽になり、頭が冴えた感じになりますよ。

人文学部長 教授 澤井啓一
担当科目;文化領域基礎研究II(文学・思想)

サクラ、咲け☆ その2

2008年01月15日

「『気ィつけてな』を贈ります」

受験生のみなさん、あけましておめでとうございます。

おだやかに新しい年をお迎えになられましたことでしょう。みなさんとは、スプリングフェスタ、オープン・キャンパス、そして年間を通しての"土曜日もオープンキャンパス(DOC)"で、昨年も多くの出会いを重ねてまいりました。これまで恵泉にご関心をお示しくださり、またお運びくださいましたことに、あらためてお礼を申しあげます。

さて、今日は受験前の最後の大事な時期をお過ごしのみなさんに、贈る言葉を用意いたしました。

「気ィつけてな」です。

高いところ、険しいところに分け入る性分で、昔、西国の山をめぐっていた時のこと。地元の方が私にかけてくれた言葉です。今は亡き俳優の加藤嘉さんにそっくりのおじいさんで、テレビから出てこられたのかと思うほどでした。

小娘の登山にしては軽装で、頼りなかったのでしょう。他人ながら、なにかを果たそうとする立派なおとなの関心にその一言はあふれていて、こみあげてくるものがありました。

風邪予防にはビタミンC。運動も大事ですね。「気ィつけてな」の昔を思い出しながら、今度はみなさんと恵泉でつながるご縁をお待ちしております。

写真1:この暮れに近所で開花した耐寒性のジュウガツ桜

1月14日(月)休日のため、1月15日(火)にアップしました。

人文学部文化学科 杉山圭以子(入試副部長)
担当科目:比較文化論、文化史演習ほか