KEISEN Campus News by Teachers
教職員が恵泉にまつわる様々なことを紹介します。
サクラ、咲け☆ その1
2008年01月07日
『ふつうに』スポーツ競技などで、「練習で泣いて、試合で笑え」とよく言われます。入試も同じです。しかし、これを実行するとなると意外に難しく、私にも遠くて痛い思い出があります。
試合で笑いたいと思う緊張のあまり、大切な日の数日前から胃腸をこわし、当日には体力が落ちきっていた経験。練習で十分泣いてきたのだけれども、大事な時に記憶を頭に呼び戻せなかった思い出。
大人になってから、考えました。「自分は一発勝負には弱い人間かもしれない。地道に、積み重ねで勝負しよう。もしも一発勝負を求められたら、その時自分にできることだけを『ふつうに』やろう。」入試の迫った受験生の皆さんへ、「試合で笑う」ための秘訣として、「ふつうに」という言葉を贈りたいと思います。
その内容は当然、各人異なるでしょう。他人を気にする必要はありません。これまで皆さんが馴染んできた学習方法、身心のリズムや生活を大切にし、試験当日もよそ行きの自分ではなく、「ふつう」の自分で臨めばよいのです。
周囲の人々は、「がんばれ」と励ますかもしれません。それは、「ふつうにがんばれ」という意味です。なにも、がんばらなくてよいのです。
人間社会学部国際社会学科 坂井 誠(入試部長)
担当科目:「アメリカの経済と社会」、「市場とグローバリゼーション」など
あけましておめでとうございます
2008年01月01日
「いのちの光りを輝かせよう」
新年あけましておめでとうございます。今年2008年は、恵泉女学園大学にとって創立20周年の記念すべき嬉しい年です。
恵泉女学園の創立者・河井道先生は、「あなたの光を輝かせなさい」と語られました。
私たちの恵泉女学園大学の個性的で豊かないのちを光り輝かす人間教育は、国内はもとより国際的にも極めてユニークです。本学における少人数教育の良さは、教員と学生との間での親しみのある人間関係の中で楽しく学ぶことに特長があります。
その教育理念は、「聖書」により愛と奉仕の心を、「国際」により平和と相互理解の心を、「園芸」によりいのちと自然を慈しむ心を学ぶことにあるのです。これらの教育内容に基づく「海外体験学習」と「生活園芸」は社会的にも高く評価され、二年連続で文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」にも採択されました。
人生の最も大事な四年間、国内や海外での学習と実践を通し、いのちの光を輝かせるために新しい自分へと飛躍してみませんか。
皆さんの個性あるチャレンジを私たちは全力で応援します。
写真上:生活園芸Iの授業風景
写真下:11月11日開催の海外体験学習シンポジウム
学長 木村利人
クリスマス その3
2007年12月21日
~愛のおくりもの~クリスマスが今年もやってくる~、悲しかった出来事を消し去るように♪
なぁんて、軽快な音楽が某チキン屋さんでは流れていますが、この歌詞を皆さんはどう感じておられますか?
12月12日(水)に行われたクリスマス賛美礼拝はチャペルにいっぱいの学生や教職員、地域の方々と共に、ろうそくの暖かな光を見つめながら、祈りと賛美の声を合わせ、心を豊かにされました。みなさんはクリスマスの出来事についてどのぐらいご存知でしょうか。
プレゼント交換をする日?恋人たちの日?お友だちとパーティーする日?いえいえ、イエスが救い主として誕生したことを記念し、祝う日です。
では、世界各地で祝われるこのイエスって何者なのでしょう?今から2000年も前のこと。人々は様々な苦しみを背負いながらも、神がいつか必ず救い主を送ってくださることを信じ、祈り求めていました。そして、乳飲み子として、この世に与えられ、成長したイエスは、差別、貧困、社会的に弱く小さくされた者の悲しみや苦しみを消し去るのではなく、現実と向き合い、徹底的にそのような者たちと共に過ごし、励まし、慰めを与えられたのです。
クリスマスにこそ、これらの出来事を思い起こし、今、私たちを取り巻く様々な痛みの声に心を寄せること求められているのです。
12月23日、24日は各地の教会で特別な礼拝がなされます。ぜひ、お近くの教会にお出かけになられてはいかがでしょうか。こちらでもご紹介しますよ。
人文学部助手(キリスト教教育主任) 宇野 緑
※12月24日(月)振替休日のため、21日(金)にアップしました。
クリスマス その2
2007年12月17日
クリスマスチャリティーコンサート200712月22日(土)に大学のチャペルにて恵泉女学園大学の聖歌隊・ハンドベルクワイア・オルガン・独唱によるクリスマスチャリティーコンサート2007が行われます。
この時期になるとキリスト教センターには、このクリスマスコンサートについてのお問い合わせがあり"昨年、伺ってとてもよかったので今年もぜひ行きたい!"という声を多く聞きます。主催している側としては大変うれしく思います。
私は今回のコンサートでOGグループ"SNOW DROP"としてハンドベルを演奏するのですが、コンサートに向けての曲選びをする時にいつも考えることがあります。それはクリスマスコンサートなので皆様に馴染みがあるクリスマス曲にした方がいいか、それともそうではない曲にしたらいいのかという事です。
もちろん、馴染みのあるクリスマスの曲も聴いて頂きたいのですが、聴いたことのない曲でもとても美しいメロディー・歌が多くあります。
知っている曲でもそうでなくても、このコンサートで皆様の心に響きわたるように心を込めて演奏していきたいと思います。
クリスマスのひと時、音楽とともに皆様によい時を過ごしてもらえることを願っています。
キリスト教センタースタッフ 村松 弓
クリスマス その1
2007年12月10日
クリスマス賛美礼拝アドヴェント・クランツに2本目の光が灯りました。
キリスト教の暦では、クリスマスから数えて4週前の日曜日から始まるアドヴェント(待降節)より一年が始まります。このキリスト教の暦では、期節ごとに色が定められており、アドヴェントの色は紫です。
私たちの大学では、11/28(水)にクリスマスツリー点火式を行い、12/2(月)よりアドヴェント礼拝をまもっています。紫色のロウソクに一週ごとに光が増し加えられることで、クリスマスを待ち望む思いも高められます。このような日々の中、恵泉女学園大学では12/12(水)16:30より、キリスト教の暦よりも一足早く、クリスマス賛美礼拝をチャペルにて行います。この日は4・5限の授業が休講となります。
「愛のおくりもの」をテーマとし、聖歌隊の賛美やハンドベル、オルガンの音に耳を傾け、そして光を見つめながら皆で賛美の声を合わせることにより、クリスマスの本当の喜びを感じる時となることでしょう。
人文学部 専任講師(キリスト教音楽主任) 関本恵美子