恵泉女学園大学

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学生生活

2011年度 ケータイ川柳コンテスト

恵泉スプフェスの定番名物企画!今年のお題は「マジすか!?」

恵泉女学園大学では、日本語の表現力、伝達力を高める授業の一環として「川柳」を取り入れています。スプフェスでは毎年その授業を一般公開、ご応募いただいた皆様の力作、傑作をコンテスト形式で審査。優秀作には賞品を差し上げます(女子高生の作品には特別賞も設定)。

今年のゲスト審査員は川柳作家のやすみりえさんでした。

ケータイ川柳コンテスト結果発表

作品 投稿者
最優秀賞 レトルトよ あなたが褒めた あの料理 さごじょう
やすみりえ特別賞 クッションと 思ってみたら 父の腹 もかた
審査委員賞 佐谷眞木人賞 なぜ庭に? 朝目覚めたら 鶏が うぽっぽ
山田昌裕賞 体重計 出てる数字を 二度見する あーさまま
佳作 ていねいに お聞きしました マジですか?  かぐや姫
100均で いくらですか?と 聞くばあちゃん 詠人
飼い犬が 俺の5倍の カット代 ワンコイン亭主
基準値を 超えた化粧に 彼避難 良馬
交差点 視線ぶつかる 同じ服 フライフライ

2011年度「ケータイ川柳コンテスト」を終えて

今年で四回目を迎えて、恵泉女学園大学スプリングフェスティバルではすっかりお馴染みのイベント企画となった「ケータイ川柳コンテスト」公開審査、今回はゲストに川柳作家のやすみりえさんをお迎えして、 G201教室で行なわれました。今年のお題は「マジすか!?」。若者世代の流行り言葉ですが、切れ味の鋭い川柳作品には思わずこうリアクションを返したくなるものがあります。現在は3・11の東日本大震災の災禍のなかで、どうしても人心は沈みがち、でもそろそろ明るい笑いをわたしたちの暮らしに取り戻したい時期でもあります。投稿総数は1403件、多くのかたから力作を寄せていただきました。
やすみさんを中心に、学内から佐谷眞木人先生と山田昌裕先生が審査員を務めて選ばれた優秀作は別記の通りです。このなかでやすみりえ特別賞に選ばれた女子高生「もかた」さんの句「クッションと思って見たら父の腹」、メタボのお腹のお父さんと娘さんとの微笑ましい家庭スケッチですね。やすみさんのお話に、「川柳とは「人間を詠う」文芸です」というくだりがあって印象的でしたが、確かに風刺や笑いだけではなく、ひととひととの温かい心のつながりを詠うのもまた川柳の徳なのでしょう。公開審査の司会役を務めながら、そんな思いを持ちました。
作品を投稿くださったかたがた、また本企画に協力くださった皆さまに改めて感謝申し上げます。

人文学部 日本語日本文化学科 林 浩平

応募について

概要

お題:「マジすか!?」
応募資格:どなたでも。女子高生のみなさん大歓迎!
審査員:やすみりえ(川柳作家)、佐谷眞木人(本学教授・日本文学)、山田昌裕(本学准教授・日本語学)
締め切り:5月26日(木)来場者は当日応募可

賞品

最優秀賞(1名): ギフトカード 2万円
やすみりえ特別賞(女子高生限定 1名): ギフトカード 1万5千円
審査員賞(2名): ギフトカード 5千円
佳作(5名): ギフトカード 3千円

やすみりえさん

発表

恵泉スプリングフェスティバル(5月28日)で催される公開コンテスト(14:30~15:30 G201教室)で優秀作品を発表します。また、後日本学ウェブサイト・モバイルサイトにも掲載致します。

注意!

同じ作品、類似した作品の投稿が重なった場合は、先着作品を審査の対象にします。
作品はオリジナルに限ります。類似作が他にあると分かった場合は、模倣の事実の有無にかかわらず入選を取り消すことがあります。

お知らせ(3/29追記)

女子高生の応募者に「恵泉オリジナル・ハローキティクリアファイル」をプレゼントします(先着200名様限定)。