ハラスメント防止
ハラスメントって何?-起さないために、遭わないために~
「セクシャル・ハラスメント」あるいは「セクハラ」という言葉は聞き馴染んでいることでしょう。
しかしどんなことまでを「ハラスメント」と呼ぶのか、そのような被害に遭った時はどうすればよいかは、まだまだきちんと知られていません。
大学の場合におけるハラスメントとは、教育・研究・課外活動、就労などにおいて、相対的に強い立場にある者が、その地位を利用し、相手の気持ちに反して行う不快な性的言動・行為のことを言い、明確な人権侵害です。
セクシャル・ハラスメントや、性的言動を伴わないハラスメントを起こさないために、また、遭わないために、そしてあった場合にもその被害を最小にすることが大切です。
大学では、教職員と学生、上級生と下級生の上下関係を元に、クラス・ゼミ・研究会・サークルなどで密度の濃い人間関係が形成されます。これは教育・研究などにおいて重要な基礎となりますが、同時に様々なハラスメントの温床にもなります。
ある行為がハラスメントに当たるかどうかは、受け手の判断が最も重要です。行為者が故意によるものでなくても、相手を不快にさせ、受け手がその意思を何かの手段で訴えているにも拘わらず繰り返せば、明確なハラスメントになります。
恵泉女学園大学の取組み「ハラスメントの防止に関する指針」
恵泉女学園大学においては、正課の授業時間中の大学構内にとどまらず、課外活動や学外での活動を含めて、あらゆる場合におけるハラスメント防止を明確な目標に掲げ「ハラスメント防止に関する指針」を1999年に策定しました。
相談窓口
学生課、カウンセリングルーム、ゼミやアドバイザーグループの教員、その他恵泉女学園大学の専任教職員
相談者の秘密は厳守されます。また、相談したことによって不利益をこうむることはありません。