保育士(国家資格)
恵泉で「保育士」の資格を取得する意義
昨今、子育てに悩み、戸惑う親が急増し、人々の生活スタイルや家族の多様化も急速に進んでいます。こうした中、健やかな子どもの成長を親と力を携えて支えていく保育士には、基本的な保育の知識・技術に加えて、幅広い視野の見識や知識、柔軟な発想に基づいた家庭支援の力が求められます。
聖書・国際・園芸の学びを通して平和を愛する心を培った恵泉の皆さんは、まさにこれからの保育者像としてふさわしいものといえます。
恵泉で「保育士」の資格を取得する方法
基本的に「保育士」の資格を取得する方法には、[養成校での取得]と[国家試験受験による取得]の2種類があります。
恵泉女学園大学では、以下のサポートを活用しながら国家試験合格を目指します。
- 保育士試験科目に関連する科目を履修する
・「保育学」「発達心理学」「子育て支援実践」「子ども音楽講座」等
- 「子育て支援員研修」(※)を受講し、「子育て支援員」(厚生労働省認定全国共通資格)を取得する
・保育士試験科目と重なる学習内容が多く、ここでの学びが保育士試験勉強に繋がります。 ・実習を通して、子どもの姿や保育の様子を学ぶことができます。 ・「子育て支援員」取得後の「バックアップ研修」で、保育士試験対策の内容を受講できます。
- 保育士試験勉強会に参加する
・保育士試験合格を目指す学生が集まって自主的な勉強会を行っています。過去問題を解き教員から解説を受けたり、試験や試験勉強の情報交換をしたりする場です。
「子育て支援員」は、「子ども・子育て支援新制度」(2015 年~)と共に発足した資格で、NPO法人あい・ぽーとステーションが2005年から実施してきた「子育て・家族支援者養成講座」がモデルとなっています。
適宜ガイダンスを行っています(学内ポータルサイト@Kなどでアナウンスします)。