2024年度募集要項

目的

多文化共生や日本語教育に興味・関心を持つ恵泉女学園大学在学生(学部3年生以上)、卒業生ならびに多摩市を始めとする近隣の方々(20歳以上)を主な対象に、「日本語学習支援者」となるための研修を行います。受講後は、日本語学習支援者養成講座修了証が授与され、地域の日本語教室等で日本語学習支援者として活躍することが期待されます。

講座の概要

日程

2024年9月28日  10月5日、12日、19日  11月9日、16日、30日

全8日(土曜開講)、90分(1コマ)×15コマ

全日程出席を原則とします。
このほか平日または土曜日にTIC日本語教室を見学に行きます。

時間

  • 1コマ目  9:30 a.m.~11:00 a.m.
  • 2コマ目 11:10 a.m.~12:40 p.m.

*初回(9/28)は9:00 a.m.から開講式、最終回(11/30)は12:40 p.m.から修了式を行います。

場所

恵泉女学園大学(京王・小田急・多摩モノレール多摩センター駅)
多摩センター駅8番、永山駅1番乗り場より「恵泉女学園大学入口」下車5分
土曜日はスクールバスの運行が原則ございません。

受講料

  • 一般 20,000円(資料代・見学費含む)
  • 多摩市民、TIC会員、恵泉女学園大学卒業生・大学院修了生、科目等履修生 16,000円(資料代・見学費含む)
  • 恵泉女学園大学・大学院在学生 2,000円(資料代・見学費のみ)

定員

50名(在学生30名、在学生以外20名)

  • 申込受付は先着順です。定員に達した時点で受付を締め切ります。

申し込み方法・期限

2024年度講座申込フォームはこちら

【申し込み期限】
8月20日(火)  9月17日(火)⇒延長いたしました

【問合せ先】
恵泉女学園大学 教務課 日本語学習支援者養成講座担当
042-376-8211 shomuka@keisen.ac.jp

予定表

日にち 時間 内容 講師
9/28(土) 9:00~9:20 開講式
9:30-11:00
11:10-12:40
学習者の背景に対する理解
  • 在留資格・国内の在留外国人
  • 主な出身国の文化背景
  • 来日理由、日本における生活状況など
多文化共生
  • 地域の多文化共生施策
  • 「生活者としての外国人」に対する日本語教育の目的・目標
嶋田 和子
(アクラス日本語教育研究所代表理事)
10/5(土) 9:30-11:00 地域日本語教育の多様性(1)
  • 地域の日本語教室(多摩市国際交流センター)の紹介
  • 地域日本語教育の実施体制と支援者の役割
竹内 佳代子
(TIC事務局長)
最上 勉
(TIC理事)
秋元 美晴
(恵泉女学園大学名誉教授)
11:10-12:40 異文化理解
  • 異文化コミュニケーション
コミュニケーション教育
田中 弥生
(恵泉女学園大学非常勤講師)
10/12(土) 9:30-11:00
11:10-12:40
コミュニケーションストラテジー(1)(2)
  • 地域の「ことば」
  • 「やさしい日本語」
栗田 奈美
(恵泉女学園大学非常勤講師)
10/19(土) 9:30-11:00
11:10-12:40
日本語学習支援(1)(2)
  • 発話調整
  • 傾聴
  • 学習支援の流れ
平山 志保香
(恵泉女学園大学非常勤講師)
11/9(土) 9:30-11:00 日本語学習支援(3)
  • 学習支援のリソース
佐々木 あや
(オフィスbamboo)
10/28(月)午前
11/9(土)午後
11/16(土)午後
*指定クラスを見学
地域日本語教育の多様性(2)(3)
  • 地域の日本語教室(多摩市国際交流センター)の授業見学
  • 学習者および支援者との交流
志賀 里美
(恵泉女学園大学助教)
11/16(土) 9:30-11:00
11:10-12:40
日本語の構造(1)(2) 秋元 美晴
11/30(土) 9:30-11:00
11:10-12:40
日本語学習支援(4)(5)
  • 振り返りに基づく日本語学習支援実践
  • 全体のまとめ
秋元 美晴
12:40- 修了式

*TIC日本語教室の授業見学は、10/28(土)午前、11/9(土)午後、16(土)午後のいずれかの日に、永山または聖蹟桜ヶ丘の指定クラスを見学します。