朝鮮戦争勃発70年に考える戦後日本と朝鮮戦争
今般の新型コロナウィルス感染症流行に伴い、春期開講予定の公開講座につきましては、すべて開講中止とさせていただきました。
主催:研究機構
講師:
李泳采
◆指定教科書・参考図書・各回共通の持ち物
『いま、朝鮮半島は何を問いかけるのか民衆の平和と市民の役割・責任』(彩流社 2019年)
時間・曜日
◆ 開催時間:13:30~15:00
◆ 開催曜日:水曜日
日程
第1回 オリエンテーション:「忘れられた戦争」から記憶すべき戦争へ
開催日:2020年5月13日
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朝鮮戦争とはどういう戦争であったのか。朝鮮戦争の全体概要と最近の研究状況を把握する。
第2回 韓国映画は朝鮮戦争をどう描いてきたのか
開催日:2020年5月27日
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韓国映画『ブラザーフッド』『トンマッコルへようこそ』『高知戦』『砲火の中へ』『仁川上陸作戦』などを通して、韓国は朝鮮戦争をどう描き、記憶してきたのか、その歴史と現状を辿る。
第3回 朝鮮戦争と日本(1)日本のメディアは朝鮮戦争をどう伝えていたのか
開催日:2020年6月10日
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隣の国で起きていた朝鮮戦争を日本のメディアはどう認識し、何を伝えていたのか。
日本のメディア報道を通じて、朝鮮戦争と日本の朝鮮半島への認識を考えていく。
第4回 朝鮮戦争と日本(2)日本共産党は朝鮮戦争をどう認識していたのか
開催日:2020年6月24日
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日本共産党の朝鮮戦争への認識と対応を中心に、戦後日本の革新運動に及ぼした影響について考えていく。
第5回 朝鮮戦争と日本(3)在日朝鮮人は朝鮮戦争をどう認識していたのか
開催日:2020年7月8日
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在日朝鮮人の朝鮮戦争への認識と対応を中心に、戦後在日朝鮮人社会に及ぼした影響について考えていく。
講義データ
講義名 | 朝鮮戦争勃発70年に考える戦後日本と朝鮮戦争 |
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講師 | 李泳采 |
講座番号 | 120569 |
場所・交通アクセス | 本学・多摩キャンパス 恵泉女学園大学の交通案内 |
定員 | 15名 |
期間 | 2020年5月13日から 2020年7月8日 (全5回) |
受講料(材料費・費用) |
全回申込のみ 全5回:10,000 円 (他学の学生は5,000円) |
友人にすすめる | メールを送る(メールソフトが起動します) |
お申し込みについて
詳しいお申し込みの手順、受講料のお支払い方法等は受講手続きのご案内ページをご覧ください。
※申込締切日は各講座により異なりますのでご注意ください。
【講師紹介】
李泳采
イヨンチェ 韓国生まれ。恵泉女学園大学教授。98年来日、専門は日韓・日朝関係。日韓の市民団体の交流のコーディネーター、韓国語、韓国映画や映像を通して現代を語る市民講座の講師を務めることと、日韓両国のメディアでコメンテーターなどで活躍中。「東アジアキャンドル行動実行委員会」事務局、光州5.18財団発行の「アジアジャーナル」海外編集委員。著書に『韓流がつたえる現代韓国』(梨の木舎 2010)、『アイリスでわかる朝鮮半島の危機』(朝日新聞社 2010)、『なるほど!これが韓国か-- -名言・流行語・造語で知る現代史』(朝日新聞社 2006)、『犠牲の死を問う』(梨の木舎 2013)、『アングリーヤングボーターズ 韓国若者戦略的な選択』(梨の木舎 2016年)、『いま、朝鮮半島は何を問いかけるのか民衆の平和と市民の役割・責任』(彩流社 2019年)など多数。