悩ましい日本語

今般の新型コロナウィルス感染症流行に伴い、春期開講予定の公開講座につきましては、すべて開講中止とさせていただきました。

主催：研究機構 講師： 秋元　美晴 　

　家の近くのコンビニには外国人の従業員さんがいて、流暢な日本語で客と対応をしてく れます。込み入った質問にもきちんと正しい日本語で答えてくれます。いまや日本語は日 本人だけのものではありません。日本語を母語とするからと言って、油断はできません。 若い人や中年の人が使う日本語でも、昭和20年代生まれの私とは違うことがあります。例えば、短時間勤務の人の意味の「パート」のことを、私は「パ」を高く発音しますが、若い人はそうは発音しません。「かなり暑い」と「とても暑い」は、私は「とても暑い」の方が暑いのですが、反対だという人もいます。この講座名の「悩ましい日本語」の「悩ましい」も「悩ましい姿態」のように使うとばかり思っていたのですが、どうもそういう意味だけではないようです。やはり日本語は「悩ましい」です。皆さんとご一緒にもう一度日本語を見つめ直してみませんか。

時間・曜日

◆ 開催時間：13:40～15:10
◆ 開催曜日：木曜日

日程

  • 第1回　

  • 開催日：2020年5月7日

  • 第2回　

  • 開催日：2020年5月14日

  • 第3回　

  • 開催日：2020年5月21日

  • 第4回　

  • 開催日：2020年5月28日

講義データ

講義名 悩ましい日本語
講師 秋元　美晴
講座番号 120564
場所・交通アクセス 本学・多摩キャンパス
恵泉女学園大学の交通案内
定員 15名
期間 2020年5月7日から 2020年5月28日 （全4回）
受講料（材料費・費用） 全回申込のみ
全4回：8,000 円
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お申し込みについて

受付終了 　申込締切：2020年4月27日(月）

詳しいお申し込みの手順、受講料のお支払い方法等は受講手続きのご案内ページをご覧ください。
※申込締切日は各講座により異なりますのでご注意ください。

【講師紹介】

秋元　美晴

あきもと　みはる　恵泉女学園大学名誉教授。青山学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門は語彙・語彙教育。共著：『日本語教育　よくわかる語彙』アルク。監修：『日本語を学ぶ外国人のための漢字字典2500』ナツメ社など。