恵泉女学園短期大学卒業後、1990年度より恵泉女学園教育農場で授業「生活園芸」や多くの園芸教育課外活動に携わる。2020年度より恵泉女学園大学助教。澤登教授とともに、「生活園芸Ⅰ」の教育プログラム開発、エディブル・オーガニック・コミュニティガーデン、竹チップ段ボールコンポスト等に取り組む。「生活園芸」「社会園芸実践」等の体験学習の科目を担当。
有機農業実践講座(春)-恵泉流有機園芸Ⅰ-水曜コース
主催:研究機構
講師:
菊地 牧恵
畑の授業、「生活園芸Ⅰ」を1年生の必修科目としている恵泉。「循環」「共生」「多様性」を基本とした有機園芸で野菜を育てながら、地域資源を活用し、化学肥料や農薬が要らない、自然循環機能を活かした有機栽培で野菜を育てることが、なぜ、SDGsの目標達成につながるのか学びます。自分で大地を耕し、野菜のタネを播き、収穫して食べてみたい、今まで野菜を育てたことはないけれど・・・そんな方にピッタリです。
授業と同じように2人一組で決められた区画を耕し、野菜を育てて、収穫して持ち帰って食べる。収穫物を一緒に食べることを楽しむ、等など「生活園芸」の授業を追体験していただきます。そして、有機園芸を楽しみながら、土の健康と人の健康、コミュニティのあり方、食と農など、持続可能な社会について、一緒に考えてみませんか。ご家族・お子さん連れでの参加も大歓迎です。
◆栽培予定の作物:ジャガイモ、キュウリ、サトイモ、ショウガ、サツマイモ、ムギワラギク、ワタ
◆扱うトピックス:有機農業の基礎、土づくりと資源循環、共生、多様性
*なお、サトイモ、ショウガなど講座の期間中に収穫できない作物については、11月頃に別途「収穫感謝イベント」を開催し、収穫物を食する機会を設ける(希望者のみ対象、参加費別途徴収)予定
*土曜コースと同じ内容になります。
※恵泉流有機園芸Ⅱ、Ⅲと同時開催。説明は時間をずらして行います。
◆指定教科書・参考図書・各回共通の持ち物
【持ち物】動きやすい服装、帽子、飲み物、筆記用具、手袋、収穫袋、天候次第で雨合羽
【注意】作業着はできるだけ黒色や濃紺の色の物は避けて下さい。
【テキスト】澤登早苗「教育農場の四季」コモンズ
時間・曜日
◆ 開催時間:10:30~12:30
◆ 開催曜日:水曜日
日程
第1回 畑作り・種まき
開催日:2025年4月9日
-
ジャガイモの植え付け(植え方で収量の変化を予測する)
キュウリ定植の為の畑作り
第2回 畑の循環・キュウリの定植
開催日:2025年4月23日
-
キュウリ支柱立て、定植
ジャガイモ芽かき及び土寄せ
ムギワラギク播種
第3回 サトイモ、サツマイモの植え付け・夏野菜の管理
開催日:2025年5月14日
-
サトイモとサツマイモの植え付け
定植した苗類の除草、誘引、追い播き
第4回 地域の資材を利用したマルチングの意義
開催日:2025年6月11日
-
地域にある材料(剪定枝と竹チップ)を活用した持続可能な農業様式
各班の畑の管理
第5回 ジャガイモの収穫
開催日:2025年6月25日
-
ジャガイモの収穫、収量調査
第6回 キュウリの採種について
開催日:2025年7月9日
-
自家採種の方法(キュウリの採種)
各班の畑の管理
振り返り
材料費:交流会お茶代 500円
講義データ
講義名 | 有機農業実践講座(春)-恵泉流有機園芸Ⅰ-水曜コース |
---|---|
講師 | 菊地 牧恵 |
講座番号 | 225783 |
定員 | 20名 |
期間 | 2025年4月9日から 2025年7月9日 (全6回) |
受講料(材料費・費用) |
全回申込のみ 全6回:18,000 円 親子での参加可。 お子さま(18歳以下、高校生まで)1名につき9,000円 例:大人1名(18,000円)とお子さま1名(9,000円)での参加の場合、受講料27,000円 *ご友人同士でのご参加の場合は1名ごとに18,000円となります。 *お子さまのみのお申込みはできません。 |
友人にすすめる | メールを送る(メールソフトが起動します) |
お申し込みについて
詳しいお申し込みの手順、受講料のお支払い方法等は受講手続きのご案内ページをご覧ください。
※申込締切日は各講座により異なりますのでご注意ください。
【講師紹介】
菊地 牧恵
