シンポジウム・講演会
2023年度 恵泉女学園大学・大学院 国際シンポジウム
私たちの平和学を考える
2009年に平和学で修士号を取得できる日本唯一の大学院として設立された平和学研究科は、現実の社会と密接につながった実践の学問を主軸に、アジアの研究者・活動家とともに、平和運動、国際協力、環境、食、保育、国際移動等をテーマとして研究を展開してきました。
2023年の募集停止により大学院という場での教育・研究の一つの時代は区切りを迎えます。このシンポジウムでは、この平和学研究科の礎を作り、育ててきた教員と、「平和学」の種を自分の中に芽吹かせ育てた修了生とともに、恵泉女学園大学大学院の「平和学」とは何かを考えます。そして、この会が次の一歩へと発展していく方向性と可能性を切り開くことになるでしょう。
司会:定松 文 (恵泉女学園大学大学院平和学研究科長)
問合わせ先:教務課 kyoumuka@keisen.ac.jp
オンライン参加申し込みはこちらから
開催日 | 2023年11月5日(日) |
---|---|
開催時間 | 13:30~15:30(開場 12時30分~) G301教室(G棟3階)入場無料 |
プログラム
【礎を築く 平和学を作る 今後を展望する】
積極的平和の積極的具現化
大橋正明(SDGs市民社会ネットワーク及びアジア太平洋資料センター共同代表理事)
恵泉教育と『平和の基礎教育』・『主権者教育』
上村英明(国連NGO市民外交センター共同代表)
平和学研究科の『再生』に寄せて
ー『恵泉』の平和学を繋いでいくために
鬼頭秀一(一般社団法人「自然の権利」基金理事)
【平和学を学ぶ 「私」が平和学を展開する】
「わたし」と社会をつなぐ平和学
~平和学は「わたし」を主権者と為し得るか~
上垣路得(2019年度修了生)
恵泉の平和学から世界をみる
許 美善(2023年度修了生)
私たちに一番身近な恵泉の平和学
双木麻琴(2022年度修了生)