3人は在学中、岩佐玲子先生のゼミに所属。ゼミで「相談すること、報告すること、連絡すること」略して、「そうれんほう」の大切さを学んだという。この3つの中で特に大切なのは「相談すること」だそうだ。これはどういう意味だろう?
取得できる資格
英語科教員
中学校教諭普通免許状 (一種)
高等学校教諭普通免許状(一種)
恵泉の教職課程で勉強し、現在教員として活躍している先輩達のインタビュー
恵泉で学んだ大切なこと-合言葉は「そうれんほう」
「まずは人に「相談すること」が大切だと教わりました。何をするのでも自分勝手な考えで動き出すのではなく、まずはベテランの先生に相談して、アドバイスをもらってから動く。動いている間もこういう風に進んでいます、と報告する。そして最終的にこうなりました、と結果を連絡する。この一連の流れ、つまりコミュニケーションが教育の現場では大切だということです。」
「もし生徒との問題にぶつかったとき、周りの先輩教員に相談することによって、その生徒に対していろいろな角度からアプローチすることができると思います。自分一人だけで考えて対処するよりも、よりその生徒に適した指導ができ、深刻な事態を回避できるのではないかと思います。また、問題を自分一人で抱え込まず、頻繁に相談や報告をすることによって、周りの先生との信頼関係も築いていけるのではないでしょうか。」
「恵泉の学生だったとき、先生や友達に相談や報告をせず、周りの人に心配をかけたこともあります。今はその失敗した経験を生かして、分からないことがあればなんでも相談するようにしています。そして、もうひとつ岩佐ゼミで教わった大切なことは、ただ単に報告や連絡をするだけでなく、必ず一筆添えることです。たとえば止むを得ない事情で授業を休んでしまったとき、「こういう理由で休みました。次からまだがんばるので、よろしくお願いいたします」とお手紙を書きます。こうすることで温かい人間関係を作っていけると思います。」