特徴的な学び

専門家の指導で、小説やマンガの創作が学べます。

文芸創作

詩、俳句、短歌、それに童話やファンタジー。人文学部には、これらのジャンルの文学作品の創作を学ぶ科目が用意されています。

創作の経験のない方でも大丈夫です。文芸作品を鑑賞しながら創作の基礎を学ぶことができます。書き上げた作品は受講生に朗読してもらい、講評します。さらに集中して文芸創作を学びたい方は、3年生の文芸創作演習を受講しましょう。この演習で腕を磨いて、4年生では卒業論文の代わりに、小説や詩集、歌集などを卒業制作作品として提出することも出来ます。入学したときにはまったくの創作未経験だった方もひとつの文芸作品を完成させるまでの力をつけて卒業されていきます。ゼミ生のなかには文学賞やコンクールに入賞された方もいます。

盧仁淳さん(日本語日本文化学科4年)による受賞作

  • 第1期(2021年2月15):book short ミルボンアワード ショートノベル部門優秀作品入賞『魔法の人』
  • 2021年12月3日受賞:令和3年度日本博 日本各地のストーリー 公募プロジェクト(第8回ブックショートアワード )10月期優秀賞受賞 『石の声』
  • 2022年2月下旬受賞:文芸社 朝日新聞Reライフ文学賞 第一回短編部門入賞 単行本化『パッチワーク』

2022年度4年生 卒業論文題目一覧

  • ぼくらとアンドロイド
  • 虫と金魚
  • 明日の花束
  • BIJOU-それは忘れることなき物語-
  • 未完成ミッドナイト
  • わたしの国

日本のマンガ・アニメ

プロの漫画家の山田うさこ先生から、日本のマンガとアニメの文化的特徴や歴史を学び、さらにマンガ・イラストの実技の指導も受けられます。

マンガ・アニメ文化論~大事なことはみんなマンガから教わった~

いまや漫画は、私たちの生活に密着し、知らず知らずのうちに影響を与える存在。この世界中から愛され注目され続けている「日本のマンガ・アニメ」は、めざましい進化を遂げました。その過去から現代までの沿革・著名な作家を紹介し、時代背景や文化などを漫画を通じて解説。同時に現代のマンガ・アニメ作品にスポットをあて、私たちの日常にどのように関わりがあるのか研究・発表していきます。授業では、漫画家の実際の仕事の流れを知ることで視野を広め、想像力を豊かにすることを目的とします。また、これまでに親しんだり影響を受けた作品をテーマとした「わたしのマンガ・アニメ史」を制作し、表現力を身につけます。またアナログ画材や無料アプリ使って、プチ漫画家体験も。全くの初心者大歓迎。コツコツと手がけた作品を完成させた時の達成感を味わい共有することを目的とします(2022年度シラバスより)。

山田うさこ先生の授業の様子をインスタグラムでご覧いただけます。
授業の様子①
授業の様子②

このように、恵泉の日本文化学科では、文芸創作やマンガの制作によって、日本文学や日本文化を実践的に学ぶことができます。少人数で懇切丁寧な指導ができる恵泉だから可能なユニークな学びと言えます。