「持続可能な環境と社会を目指して」
―食農教育・環境教育のあり方を考える―
持続可能な環境や社会をつくっていくために教育プログラムはどうあるべきか。「地域」、「教育」、「食」、「農」、「環境」をキーワードに考える国際シンポジウムを開催します。
基調講演には、食育、環境教育などの分野で先進的な取り組みがみられるイタリアとニュージーランドにおいて長年優れた実践活動をしているお二人を招き、それぞれの取り組みを紹介していただきます。本学からは、2007年度文部科学省特色GPに選定された「教養教育としての生活園芸」の取り組みについて報告いたします。
これらをもとに、学校教育における食育・環境教育、食農教育、地域との連携の可能性とその在り方について議論を深めたいと思います。地球環境問題、食の安全安心、地域の再生など問題が山積している今日、持続可能な社会と環境をつくっていくため、幅広い視点から議論を深める機会としたいと思います。多数の方のご参加をお待ちしています。
なお、近年、イタリアでは法律に基づいて学校給食や大学の学生食堂への伝統食や地元の有機食材の導入が急速に進んでいます。農業国ニュージーランドには、持続可能な農業生産のための実証・研究圃場を持つ大学があります。基調講演者のお二人は国内のみならず、国際有機農業運動連盟の前世界理事等として国際舞台でも活躍されてきた方々です。コーディネーターは「地域の力」(岩波新書)の著者です。
英語の講演には同時通訳が付きます。
日 時:2009年 2月14日(土) 13:00〜17:00
場 所:恵泉女学園大学(東京都多摩市) J202教室
★コーディネイター 大江正章 『地域の力』著者 「コモンズ」主宰
第 1 部 13:05〜15:05
パネリストによる基調講演
★「高等教育機関における成人教育:夢の実現に向けて 」
Brendan Hoare ユニテックニュージーランド大学教員・農場長
★「地域の再生と食農教育―スローフード発祥の地から」
Antonio Compagnoni 前IFOAM世界理事
★「教養教育としての生活園芸」
澤登早苗 恵泉女学園大学准教授 特色GP取組担当者
第 2 部 15:20〜16:50
シンポジウム 「持続可能な環境と社会を目指して」
パネラー:Brendan Hoare, Antonio Compagnoni, 日鷹一雅他(愛媛大学環境ESD), 澤登早苗
懇談 17:10〜18:10 (L棟ラウンジ)
参加申込・問合せ先
恵泉女学園大学 教育研究支援センター
電話:042−376−8339
Fax :042−376−8218
e-mail:shien@keisen.ac.jp
氏名・連絡先住所・所属・電話番号・メールアドレスを明記の上、Faxあるいはe-mailでお申込ください。
【開催間近】 2月14日 国際シンポジウム「持続可能な環境と社会を目指して」を開催します
2009年01月26日