6月19日町田市小野路の田んぼで、田植えをしました。
学生26名、NPO法人みどりのゆびおよび地元の方々10名、教職員関係7名、総勢43名で、2枚の田んぼは大にぎわい。
地元農家93歳の廣瀬儀平さんに、その技と知恵を教えていただきました。
午前中は、園芸課外活動「有機野菜栽培・販売」で学生がつくった教育農場産のジャガイモと、福島県二本松有機農業研究会のタマネギ、学生が差し入れてくれた油揚げでみそ汁を作りました。
そして、苗取り。
儀平さんの畑で育てていただいた苗を、丁寧に堀り上げ、一本ずつに分けてから、片手でつかめる程度にワラで束ねて、根を洗ってコンテナに詰めます。
ワラの結び方のコツも教えて頂きました。
苗取りが終わったら、田んぼのわきで、まずは腹ごしらえ。
お味噌汁と、一品持ち寄りで、豪勢なお昼ご飯になりました。
食べ終わったらいよいよ田植えです。
まず儀平さんに植え方を教えて頂きます。
みんなで田んぼへ入って、ひもを張って、一列に並んで、声を掛け合って、まっすぐに(?)植えていきます。
上の一枚にコシヒカリ、もう一枚に餅米を、カエルたちに励まされながら、植え終わりました。
次は草取り。7月に何度か行う予定です。
この田んぼは、2011年度から本格的に始まった里地里山保全活動の一環として、儀平さんに教えていただきながら手入れをしてきました。
3月に刈った草を集めて野焼き、4月上旬に畦切り、田起こし、5月上旬に籾播き、6月上旬に畦塗り、6月中旬に代かき。
こうして、2枚の田んぼに9年振りに水が入りました。
儀平さん直伝の田んぼ。みんなで学んで、楽しんで、この風景を残して行きたいです。
今後も「教育農場・園芸」のお知らせ欄で報告しますので、是非ご覧下さい。