【報告】人間環境学科合宿と園芸課外活動で田植えをしました!
2012年06月22日
6月17日、町田市小野路の田んぼで、田植えをしました。
2011年から始めた里地里山保全活動の一環としての田んぼ再生。
地元農家94歳の廣瀬儀平さんに教えていただきながらやってきました。
★午前中は、人間環境学科の合宿で、1年生・教員全員と先輩、総勢約90名が、2枚の田んぼに植えました。
人間環境学科の学生が、4月に一人一枚ずつプラグトレーにうるち米を播き、毎日水やりをして育てた苗です。
育苗の途中で、約3割がネズミの被害に合ったため、町田市で里地里山の保全活動をしているNPO「結の里」に、もち米の苗を分けていただきました。
一枚は自分たちで育てたうるち米、もう一枚にはいただいたもち米を植えました。
★午後は、園芸課外活動で、地元の方々、恵泉の学生、卒業生、教職員、東京農業大学の学生さん総勢25人が、3枚目の田んぼに、「結の里」からいただいたもち米を植えました。
2月に雑木林の手入れ 、
3月に水路整備、ため池作り、荒起し、
4月に苗代に籾播き 。
私たちは地元の方々と共に、田植えの準備をしてきました。
実は、苗代に播いた稲は、発芽して喜んだのもつかの間、鳥除けのヒモの間をぬって入ってきたカモに食べられて全滅してしまいました。
困っていたところ、「結の里」と近隣の方からもち米を、地元農家の小林文重さんからうるち米の苗を分けていただいたのです。
たくさんいただいたので、ため池にももち米を植えました。
お昼ご飯は、昨年収穫したお米を、簡易かまどで炊いて頂きました。
それと"恵泉やさい"で採れたレタスの味噌汁。七輪で作りました。
"恵泉やさい"は、教育農場で有機野菜を栽培し、学内外で販売している園芸課外活動の一つです。
気持ちよい風の吹く美しい谷戸で食べるご飯は、最高ですね。
★田植え2年目の今年は、苗がカモやネズミにやられてしまったというハプニングがありました。
しかし、そのことで一層、地元の方々に見守られ、助けていただいていることを実感しました。
感謝です。
私たちは、これからも若い力で一生懸命やっていきたいと思います。