我らが師匠・儀平さんから引き継いだ田んぼに、今年も水が入りました。
2013年4月は、「たまちだつながる里山プロジェクト」と題して、恵泉に連なる方々に呼びかけました。
それに答えて、地元落合団地で地域活動をしている方々もご参加くださいました。
以下、参加学生からの報告です。
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4月8日と4月20日、園芸課外活動の田んぼづくりに参加しました。
昨年、人間環境学科1年生の合宿で田植えをして楽しかったので、今年はぜひ田植え前から参加したかったのです。
はじめての田おこしと苗代作りは、慣れていないので苦労する場面も多かったです。
4月8日月曜日は、総勢16名で田おこし。
水の入る前の田んぼをくわで耕しました。
くわの扱いに慣れていないせいか、なかなか進まず、終わるころには疲労がピークに達していました。
昔の人はこんなに苦労していたことを知りました。
4月20日土曜日は、総勢16名で苗代づくりと籾播き。
水が入った田んぼに、くわで畝をたてて苗代を作りました。
この日はとても寒く水温もだいぶ低く、田んぼに入った瞬間、あまりの冷たさに驚きました。
寒かったのですが、暖かいごはんとお味噌汁が体を温めてくれました。
昨年この田んぼで収穫したお米を、薪でたきました。
お味噌は、地元農家の小林文恵さんの手作りです。
田のすぐわきの土手でとれた山菜のセリも茹でて、お味噌汁と一緒に食べました。
苦かったのですが、香りがとてもよくおいしかったです。
この食事が午後の活力になりました。
午後は小雨の降る中、籾を播き、カモ除けのネットを張りました。
今回の活動を通して、地元の方々と交流することもでき、とてもよい経験になりました。1年を通して参加していきたいと思っています。
人間環境学科 2年 H.M.