4種の野菜のタネをまきました
今回は月曜クラスを担当している4年生のティーチングアシスタント(TA)が、「生活園芸Ⅰ」の様子を報告します。今回は10月3日のタネまきと、その一週間後の様子です。
生活園芸Ⅰの授業では、10月はじめに4種類の野菜のタネをまきました。
ラディッシュ、チンゲンサイ、コカブ、サニーレタスの中から3種類を、班ごとにペアで話し合って選び、3本の条(すじ)を引いて条蒔きをしました。
この4種類の野菜はそれぞれ草丈が違うため、より良い生育の為に、太陽の動きに合わせ、小さいものが日陰にならないような順番で播種しました。現代において方角を気にする場面は少ないかもしれませんが、学生は農場に設置してある百葉箱を見て方角を確認し、野菜の草丈に合った順番でタネをまきました。
ラディッシュ、チンゲンサイ、コカブはアブラナ科、サニーレタスはキク科の植物です。「3種類の野菜すべてを同じアブラナ科にするのではなく、キク科のものを混ぜることで、害虫がつきにくくなります。」と先生がおっしゃると、多くの学生がサニーレタスを選んでいました。有機栽培だからこそ必要な知識のひとつを学ぶことができました。
タネまきから1週間後、小さなタネは芽を出し、一生懸命に小さな葉をひろげ、3本の緑色の線を畑に描いていました。学生はその様子を見て生命力に驚いたようで、「すごい!」「かわいいね」という話し声が聞こえてきました。
(T.Y)