待ちに待ちすぎたサツマイモ収穫!
雨が多く、日照不足だった今年の夏。その影響でサツマイモの太りもいつもより悪いのではと心配だったため、少しでもお芋を太らようと収穫日をいつもの年より1週間延期することにしました。しかし、いよいよ、収穫!という日から秋の長雨と台風上陸。残念なことに、2週続けて芋掘りができませんでした。
台風が通り過ぎた畑では、野菜や草が皆同じ方向に傾き、長雨の後の強い陽ざしでハクサイ・ダイコンの葉はしんなりしていました。
待ちに待った収穫は、台風一過の青空の下で行われました。あんなに大量に雨が降った後だから、きっとどろんこになるのではと思いきや、団粒構造が発達した良い土のせいか、植え付け前にがんばって高畝にしたからか、思いのほかよい状態でイモを掘り上げることができました。
焦る気持ちを抑えつつ、まずは、大量のツルを畝から出さなければなりません。あちら、こちらとからまっている、長く伸びたツルを根気よく切りながら、畝の上をきれいにしていきます。
やっとサツマイモとご対面。今度は、イモを傷つけないように、観察しながらていねいに掘っていきます。いつもより長く待ったかいがあって、大きさも収穫量もなかなかのもの、皆うれしそうでした。
収穫の喜びをゆっくりかみしめる間もなく、「生活園芸Ⅰ」最後の栽培作物となるホウレンソウの種子まき準備に取り掛かりました。鍬を持つのも、畑に種子を播くのもこれが最後になるかもしれません。秋は1週間種子まきが遅れると収穫が1ヶ月遅れるといわれます。今年は2週間以上の遅れ。例年以上に、丁寧に播いて、確実に発芽をさせなくては・・・。後はお天道様に頼るのみです。
今回も、畑のお仲間に遭遇しました。まだ小さなヘビのベビー。もぐらさんを追い払っていただけないでしょうか?
園芸教育室 スタッフ