季節外れの暑さの中でジャガイモ収穫
今年は、梅雨なのに真夏のような暑さが続く中、ジャガイモを収穫しました。初回の授業でタネ芋を植え付けてから2ヶ月半。待ちに待った収穫。想像していたよりたくさんとれた学生、少し残念だった学生と色々でしたが、収量は、ほぼ平年並みでした。
収穫後は、その喜びに浸りたいところですが、そこはさっと切り替えて次の作業に移ります。ジャガイモを掘り終えた畑は、夏の間休ませ、9月下旬からはじまる秋学期にタネまきをします。夏の間に草が生えすぎないように、竹チップや刈り草で分厚くマルチをします(「マルチ」とは、土を覆うことで、草を抑え、土壌の湿度や温度を適度に保ち、土を守る効果があります)。ギラギラの日差しの中、がんばってマルチをしました。
サツマイモ、キュウリも成長が盛んになってきました。弱々しかった苗が力強くなり、キュウリはたくさん採れて、そろそろ持ち帰るのが大変なほどです。コツが必要なキュウリの誘引にも慣れてきました。作物が元気に育つように、夏休みの間、畑が健全にお休みできるように、しっかり除草、マルチを繰り返します。
作業が終わったら、さあ、お待ちかね!いい汗をかいた後の、ジャガイモ試食タイム!TA(Teaching Assistant)とスタッフがキャンパス内のハーブを乾燥させて細かく刻んで作った、ハーブソルトも用意しました。暑さでばてた顔が一瞬で笑顔になりました。敬遠されがちな皮がおいしいと、むけ落ちた皮を探して食べる学生。ハーブソルトのあまりの美味しさに、家でも作りたい!とレシピをもらい、ハーブを収穫して帰った学生。今回の収穫でまた一つ新たな発見があったようです。