焚き火でつくる焼き芋はひと味違う!?
いよいよ、「生活園芸Ⅰ」で育てて収穫したサツマイモを、焼き芋にするときがやってきました。2週間ほど前から「今日、焼き芋の日ですよね?」と気持ちが高まり、日にちを勘違いしてしまう学生もいました。収穫から約6週間が経ち、甘みが増したサツマイモ、きっとおいしいはず!皆の期待が高まります。
授業で農場にやってきた学生たちは農場に到着してまず、握り拳ほどの大きさのサツマイモを水で洗い、アルミホイルで包みます。「どれにしようかな」、「大きめのがいいな」と洗うサツマイモを選ぶ学生ですが、残念ながら火に入れてしまうと、どれがどれだか分からなくなってしまいます。包み終え、おき火(薪が燃えて赤くなった状態)のなかに入れると、焼きあがるまで20~30分。
その間に学生たちは、自分の畑でラディッシュ、チンゲンサイ、サニーレタス、コカブ、ホウレンソウの間引きや収穫、ハクサイ、ダイコンの観察をします。
「そろそろ焼き芋を食べましょう」の声で集まり、焼きたてを手にしてニコニコ笑顔になる学生たち。味は格別だったのではないでしょうか。ただし残念なことに、異常気象の今年は小春日和というよりも、小夏日和といえそうなぐらいの暖かさの中での焼き芋。たき火のありがたさを感じることは難しかったようです。
12月も半ば、ようやく冬らしい寒さがやってきました。この寒さで甘みが増す冬野菜。年内最後の授業では、ぎゅっと詰まったハクサイや太くなったダイコンも収穫できるでしょう。
園芸教育室
イモが焼けるまで収穫、観察
チンゲンサイとラディッシュ
焼き芋を手にしてにっこり!
サツマイモを洗います
中はホクホク!