サトイモとショウガを収穫しました!
今回は金曜クラスを担当している4年生のティーチングアシスタント(TA)が、11月11日の「生活園芸Ⅰ」の様子を報告します。
小春日和のこの日、5月に植え付けをしたサトイモとショウガの収穫を行いました!春に行った植え付けと同様に、2人1組のペアでの作業ではなく、クラス全員で役割を分担しながら協力して収穫をしていきました。
まずは、普段使う除草鎌より一回り大きい草刈り鎌で、胸の辺りまで伸びたサトイモの葉を鎌係が刈り取ります。そして、スコップ係がサトイモができている範囲を囲うように掘り下げ、テコの原理で一気に掘り上げます。掘り上げた学生たちは、普段目にするサトイモとは違う、親芋と子芋が大きな塊になって土から出てくる様子に驚きの表情でした。
そして、コンテナを持った仕分け係が、親芋から子芋を、子芋から根を手で外します。うまく力をかけて綺麗に子芋や根を外し、慣れた手つきで仕分けをする学生が徐々に増えていきました。
親芋の大きさに目を丸くしたり、「これ取れない!」と周りに助けを求めたり、鎌係やスコップ係が自発的に仕分け係に合流したり、クラス全体で協力しての作業もまた、新たな繋がりや思いやりを育んでいて、微笑ましく感じました。
その間にショウガの収穫を根気強く行ってくれた学生たちも!私たちのクラスのショウガは、生育が悪く収量が例年に比べ少なめでしたが、立派に育ってくれたものもしっかりとありました。
多く収穫できたサトイモと、収量が少なめだったショウガ。収量に差はあれど学生たちが大切に植えつけ、観察し、成長を見守ってきた野菜たちです。手を尽くしていても一筋縄ではいかない自然の厳しさを感じつつ、じんわり温かい気持ちになった収穫日でした。
(T.M)