教育農場のご紹介
地域密着型の有機栽培
教育農場では、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培しています。 2001年に教育機関として初の有機JAS認証を取得しました。現在も、毎年行なわれる厳しい検査(書類と実地)を受け続けています。
このマークは、農林水産大臣からの法律に基づいて、有機農産物を生産している農場として認定を受けた印です。恵泉女学園大学の農場からとれた農作物には、このマークがつけられています。
この農場に投入する肥料などの資材は、地域資源を利用しています。八王子市磯沼ミルクファームの牛糞堆肥、地元養鶏農家の発酵鶏糞、お米屋さんの米ぬか。地元の植木屋さんからは、ゴミの混ざっていない刈り草分けてもらい、敷き草にして、雑草の繁茂を防いでいます。
また、分けてもらった剪定枝は、消防署の許可を得て焚き火にします。収穫したサツマイモを焼き芋にして食べ、残った灰は、翌年の肥料になっています。
農場の仲間たち
農場の周辺は、雑木林や谷戸に囲まれた多摩丘陵におけるサンクチュアリとも言える、多様な生き物が棲む環境です。農場の端には、ブルーベリーやアーモン ド、ハーブが植えられています。季節の移り変わりを、舌で、目で、鼻で、感じます。自然と五感が冴えてくる、そんな時間を過ごすことができる農場です。もちろん、キジ、モズ、カエル、ヘビ、クモ、ミミズなど、たくさんの小さな仲間たちにも会うことができます。