稲刈りをしました!
2016年10月21日
恵泉女学園大学では、地元農家、NPOみどりのゆび、町田市と共に、里地里山保全の一環としての田んぼ再生に取り組んでいます。
2016年10月15日(土)には稲刈りをしました。
以下は参加した学生からの報告です。
今回の稲刈りには、地域の方々、恵泉女学園中学・高等学校の生徒さん、学生、総勢27名が参加しました。お天気にも恵まれて、大自然を感じながら稲刈りを楽しむことができました。
里地里山保全活動で育てた稲は、うるち米ともち米の2種類です。まず、専用のノコギリ鎌を使って稲を刈りました。次に適当な量の稲を藁で束ねて、馬(竹を組んで作ったもの)に掛ける「はざ掛け」をしました。
今年は例年よりも雨が多く、まだぬかるんでいる所があり、足がはまってしまった人もいました。稲刈りを初めて体験した方からは「意外と腰にくるね」、「楽しいけど大変」といった声も聞こえてきました。
うるち米のみ収穫する予定でしたが、皆様のおかげでもち米も全て刈り終えることができました‼
稲刈りの後は脱穀、もみすりをします。うるち米は、収穫感謝祭でいただく予定です。 またもち米は、一本杉公園の古民家でもちつきをして食べます♪
この活動では、我らが師匠・儀平さんに教えていただきながら、地元農家、NPOみどりのゆび、町田市と共に、里地里山保全の一環としての田んぼ再生に取り組んできました。今年で6年目を迎え、田んぼの様子も変化してきていると感じます。田んぼでは様々な生き物を見ることができ、環境が良くなっていることが伺えました。
今回、中学1年生から大人まで様々な年代の人が集い、共に活動することで、普段話す機会がない方と交流する貴重な経験ができたと思います。こういった活動を通して地域の方と関わっていくことは、とても重要な要素だと改めて感じました。
今の日本の農業を支えている人口のうち、ほとんどが高齢者という現状があります。田んぼ再生活動を通して、私たち若い世代がどうやって畑や田んぼを継承していくか、どうやって自分たちの食を守っていくかを考えるきっかけになれば良いなと思います。
今後も継続的に、この里地里山保全活動を行っていきます☆
社会園芸学科2年M.N.