収穫したもち米で餅つき!
2017年12月05日
恵泉女学園大学では、地元農家、NPOみどりのゆび、町田市と共に、里地里山保全の一環としての田んぼ再生に取り組んでいます。
2017年12月2日(土)には、収穫したお米で餅つきをしました。
今回は卒業生も2名参加。
2011年にはじまった里地里山プロジェクト、そのはじめから活動に参加していた卒業生で、卒業後もたびたび田んぼにきていました。
「地元の皆さんと地元の田んぼの再生・里地里山保全に携わることができるのは貴重なこと。年間を通しての参加、継続が大事。私たち卒業生にも協力させてください。」と、後輩へメッセージをくれました。
以下は参加した在学生からの報告です。
収穫したもち米で餅つき!
12月2日に一本杉公園内の古民家を借りて餅つきを行いました。毎年籾摺り、脱穀など様々なことでお世話になっている地元篤農家の小林重一さんをはじめとした地域の方々や、NPOみどりのゆびの方々など総勢20名が参加し、みんなで順番に餅つきをして、味噌汁と一緒にいただきました。
かまどに薪をくべてお米を蒸す人、味噌汁を作る人、餅の具を作る人と役割分担をして、みんなで協力して行いました。味噌汁と餅の具は、野菜をつくる学生有志グループ「恵泉やさい」の畑の新鮮なダイコン、コマツナ、サトイモ。その他にも地域の方や学生から、たくさん差し入れをいただきました。餅の味付けはあんこ、ごま、きなこ、のり、大根おろし、納豆の6種類。味噌汁は小林さん自家製のお味噌で作りました。
お米が蒸しあがると、みんな一斉に外に出て餅つきが始まりました。餅つきが初めての学生もおそるおそる挑戦。「腰が入ってない!」と笑われながらも、楽しく餅をつくことができました。
みんなで作った餅も味噌汁もとても美味しかったです。毎年大人気の小林さんのお漬物もいただきました。お腹いっぱい食べても余ったので、お土産に少しずつ持って帰ることができました。
今回私は餅つきだけの参加でしたが、餅をいただくまでには、籾播き、田植えから、稲刈り、脱穀、雑木林の管理まで、たくさんの人が協力して里地里山活動を行なっています。田んぼの再生はもちろんのこと、みんなで作ってみんなで食べるというのはとても有意義な時間だと感じました。
社会園芸学科3年 M.M