多摩キャンパスオープンガーデンを開催しました
2018年05月14日
2018年5月12日(土)第16回恵泉女学園大多摩キャンパスオープンガーデンを開催しました。
よいお天気に恵まれ、160名余りの方にお越しいただきました。
メインガーデンでは、ジギタリス、ヤグルマギク、カスミソウ、ネモフィラ、キンセンカ、デージーなどが咲き、バラも花盛りでした。
日陰の花壇では、シランやユキノシタが咲いていました。
Keisen Wild Rose Garden では、ダマスクローズの香りが漂っていました。
キャンパスの花壇は、卒業生が中心となって植栽管理や指導をしています。前庭の花壇は山浩美先生(園芸短期大学卒)の公開講座「タネから育てる花壇づくり」で管理しています。Keisen Wild Rose Gardenは野村和子先生(園芸短期大学卒)の設計で、先生のご指導のもとボランティアの方と学生が手入れをしています。メインガーデンは園芸教育室スタッフの花壇管理担当者2名(大学人間社会学部卒、園芸短期大学卒)が学生とともに手入れを行っています。
オープンガーデンでは、花壇管理担当者2名が、ガーデンツアーを行い、花壇をご案内しました。
「原則として無農薬・無化学肥料ですので、様々な虫も皆さんをお出迎え。多少虫に食われても、植物が元気に育っているので、大きな問題にはなりません。」そんな話もさせていただきました。
今回は、学生による教育農場ツアーも4回行いました。
ちょうど、冬越しさせた雑草が大きく育っている時期でしたが、有機園芸を実践している教育農場では、雑草も大切な資源。徐々に草を取って敷き草にして、最後は土へ還します。雑草もまた、土を育むための大切な味方なのです。
オープンガーデンのチケットには、学生が主に運営している恵泉オーガニックカフェのケーキとお茶も含まれています。お茶を飲んでゆっくり過ごしていただけたでしょうか。
一方、カフェのベジタブルカレーは、12時半には売り切れてしまいました。多めに用意していたつもりでしたが、召し上がれなかった方にはたいへん申し訳ありませんでした。
いろいろ不手際や行き届かない点もあったかと思いますが、今回もまた多くの方に本学のガーデンをご覧いただき、オーガニックカフェでお茶を召しあがっていただくことができたことを感謝しています。
多摩キャンパスオープンガーデンへお越しくださった皆さま、ありがとうございました。
次回は10月6日に開催いたします。花とお茶でゆっくり、ゆったりしたひと時をお過ごしいただきたく思っています。ぜひいらしてください。