Keisen Wild Rose Garden~野ばらの庭~

Keisen Wild Rose Gardenは、学園創立80周年記念事業「花と平和のミュージアム」の一環として、同窓会と学園の協働で2012年度から南野キャンパスにつくり始めたものです。(2020年3月多摩キャンパスに移設)
野生種を集め、環境負荷の少ないオーガニック(無化学肥料、無農薬)栽培を実践している野ばらの庭です。華やかなモダンローズのバラ園とは趣が異なりますが、一重の小さな花や実を楽しみながら、バラの歴史に思いを馳せることのできる類まれな、特別なガーデンです。

Keisen Wild Rose Gardenのコンセプト

植栽設計をしてくださった野村和子先生や同窓生、公開講座「バラを学ぶ」の受講生など諸先輩方と本学学生が、一緒にバラ園をつくる楽しさを味わう。野生種のバラを栽培することで、自然の営みに着目し、自然との共存、持続可能な生き方を探る。これらを目的とし、フィールドミュージアム"未来のバラ園"をテーマに、つぎのような観点で取り組んでいます。

  • 野生種のバラを、北半球の4つの地域(北アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本)に分けて植栽する。
  • 学生/観賞者の健康や生物多様性など、身近なところから地球環境問題に配慮し、無化学肥料、無農薬で栽培する。さらに、将来的に無化学肥料、無農薬で栽培できるバラを地域社会へ提案することを視野に入れる。
  • 人と植物の自然史/文化の関わりを理解する学習のフィールドとする。
  • 遺伝資源として野生種のバラを保全する。

作業日について

作業日は、決まり次第「お知らせ欄」へ掲載いたします。よりよいバラ園をつくるためにご協力ください。ご参加をお待ちしております。
お問い合わせはengei@keisen.ac.jpへ。