かんさつにっき
6月x日 大学で行燈仕立て(この言葉を初めて知った!)の朝顔を買った。なんでも枯らせてしまう私でも朝顔なら大丈夫だろうと期待しつつ。
6月x日 学内に貼ってあるポスターを見てつるを下の段から順に巻いてやらないといけないことを知る。翌朝、上に伸びたがっているつるを無理やり(?)横の段に巻きつけた。うまくいくだろうか。早くもつぼみがついている。
6月x日 またもや上に伸びているつるを発見し、直したが、下の段は混線状態。これでよいのか。説明によれば適宜次の段へ誘引するようだが美しく仕上げるのは難しそう。
6月x日 朝、青い花が一輪咲いていた!なんて涼しげな・・・。翌朝、もうしぼんでいた。朝顔の寿命は1日だけだっただろうか・・・。
その後も2,3日に一輪、という感じで花が咲いています。今朝は濃いピンクでした。小さい鉢なので8月まで花が続くかどうか。それで思い出すのは数年前に育てた朝顔です。灼熱のベランダにもひるまず、やけどしそうに熱い手すりに平気で巻きつき、水色の花をどんどん咲かせたのはよいとして、秋になってもその勢いが止まらず、だんだん不気味に思えてきました。調べてみると外来種らしい。だからこんなにたくましいのか、とちょっと納得。花が終わったあとガッチリと手すりにからみついたつるを取るのが大変でホラー映画のようでした。やはり朝顔は楚々とした感じの方がいいなと思いながら、昼過ぎにはしぼんでしまう花を眺めています。 (M)