映画祭

 先日帰宅時、郵便受けに「多摩シネマフォーラム第28回映画祭」の案内の封筒が入っているのをみつけ、「もうそんな時期なんだ!」と感じたのは何かこの映画祭が私の個人的年中行事として頭の隅にあるからかもしれません。映画祭は11月17日からなので、まだ少し先になりますが、ぎっしりとプログラムを埋めている映画のタイトルをみていると自分の中でだんだん映画が見たいモードが増していくのを感じます。昨年から今年にかけての作品を上映するので、見損なっていた作品なども見つかり、またそれ以外でも様々な特集テーマで選び抜かれていると思えるタイトルがならんでいます。

 今年で第10回目のTAMA映画賞の最優秀作品賞の受賞作品は『万引き家族』と『寝ても覚めても』でなるほどという感じです。いつもこの映画祭がちかづいてくると「さあ映画づけになるぞ」と思うのですが、見たい映画が平日のプログラムだったり(もちろんお仕事優先でございます)、人気の俳優が映画終了後登壇するために、チケットが先に売り切れてしまったりと、なかなか思う様にはいかないことも多いのが現実ですが、今年は「不完全燃焼」に終わることなくこの時期を過ごせればいいなと願っています。(A)