捨て癖!?
断捨離ではありません。捨て癖です。引っ越しや大掃除等の大きなイベントに限らず、日々「必要ない」と思ったものを後先考えずに捨て過ぎてしまう、私の癖です。残念なことに捨てた事実も忘れがちで、衣替えの季節は「あれっ?ない!」と収納全てを探しまくり、「捨てたな!」と確信するわけです。何でも捨ててしまうので、文房具のクリップのような小さなものから、寝具のシーツのような大きなものまで、勢いよく捨てては探しまくるという生活を送っています。こんな捨て方は、断捨離なんてとても言えません。捨ててしまったものは仕方ないので、大概のものは諦めます。どうしても必要だったものがあった場合は、ちょっとだけ反省しつつ購入します。
この癖がついたのは小中学生頃からでしょうか。「いらない本は図書館に寄付しましょう」「でも、いわさきちひろの挿絵本はとっておきなさいよ」と家族に言われた記憶があります。そもそも、いわさきちひろの本は落書きやはんこが押してあって、人様に差し上げられるものではなかったので、落書きのない本を抜き出しました。そのお蔭か、いまだにいわさきちひろの本は無事です(!?)。
それから年月が経ち、手放した絵本と児童書が読みたくなりました。絵本は古書店や検索サイトで見つからず、寄贈した図書館にもありませんでしたが、上野で友人と会う機会があり、食後の散歩がてら国際こども図書館で閲覧してきました。児童書は書名・著者名等を忘れ、ストーリーも部分的にしか記憶しておらず、そのままになっていました。最近何の気なしに調べてみたら、購入可能で近所の図書館にもあることが判明し、また読んでみようと思います。(T)