そばにあってほしいモノ

  愛用していたブロックメモが最後の1枚になり、リピートしようとネットで探した。在庫がないようでがっかりしていたら、楽天市場に出品されていて無事に入手できそうでホッとしている。クリスマスに知り合いからプレゼントされたのは、数年前のこと。120枚のメモ用紙を大事に使ってきたが、とうとう最後の一枚になった。

Aiko FukawaさんのLittle Friends というタイトルのデザインで、これ欲しさに調べてみるとFukawaさんは、インスタで10万人以上のフォロワーをもつデザイナーさんであった。

Fukawaさんはうさぎや猫、馬やクマなど動物をよく描いている。しかし、このLittle Friends というのはキツネか犬かよくわからない、あまりかわいいとは言えない生きものが、不思議な配置でデザインされている。手に入らないうちはてっきり人気がなくて廃盤になったのかと思ったほどだ。

メモ用紙として使い勝手がよいか、というとイラストの大きさのゆえにそうでもない。しかし、このデザインには愛着があり、なぜか他のものではだめだと思う。

机の引き出しにこのメモがあり、ときに目に映り、ときに書き込んで用を済ませ、引き出しを閉じる。その繰り返しが続けばよいと思う自分がいる。媚びを振らない「かわいさ」に惹かれるのかな。気付かないうちに心の中に入りこまれている感覚に、ドキリ。

皆さんは、身近に置きたいもの、そばにあってほしいモノがありますか。(T