留学・語学研修参加にあたって

1.計画と準備

海外で学習するにあたって、クリアーしておくべき条件があります。また、自分の思いを確実にするためにも、事前にしっかりとした自己計画を立てる必要があります。その上で、自分にあった留学の形(短期留学か、長期留学か。または1ヶ月以下の大学プログラムに参加するのか、個人的留学にするのか)についても考えてみましょう。

自己計画を立てる

①留学の目的
海外プログラムでなにをし、なにを学びたいですか?
②留学の期間
夏休み、春休みの短い期間?
それとも在籍変更をして海外で学びたいのですか?
③留学の時期
特に長期留学を考える場合、就職活動や卒業の時期などを考える必要があり、入学から卒業までの単位取得を計画的に行わなければなりません。
④留学によるメリット・デメリット
本当に留学することが必要か迷ったら、留学によって受けるだろうと考えられるメリット、デメリットをリストアップしてみましょう。
⑤留学のための経済的支援
留学のスタイルで必要な費用は大きく変わってきますが、在籍校での学納金や、現地での研修費用、滞在費など、どのくらい予算が必要か算出してみましょう。その支出予定に対して、保証人等からの援助は得られるのか、留学ローンや学内外の奨学金の申請が必要なのか、具体的に計画を立ててみましょう。

留学をすると就職に有利?

海外に出かけることが難しいことではなくなってきたこの頃では、海外での研修や留学の経験をする学生数は増えています。言葉を変えれば、就職をする時に、中途半端な海外体験では、アピールポイントにはならないということです。海外に出ることが自分にとってどのような効果をもたらしたかを考え、どのように他者に伝えるかは自分次第です。また、「留学すると就職活動の時期と重なってしまうから」とあきらめてしまう学生もいます。けれど、一旦就職をすると長期の休暇を取ることは難しくなります。海外でいろいろな経験をすることで、今までの就職、人生設計に対する考え方が変わることもあるかもしれません。留学をすることでさらに自分を見つめ、自信をつけて就職活動に臨むことも出来るかもしれません。今しかできないことは何なのか? 今留学することで自分にプラスになることとマイナスになることは何なのか。リストアップして考えてみましょう。

自分の語学力を確認しよう

「留学したい」という気持ちがかたまったら、自分の語学力を確認してみましょう。留学先では、原則すべてのやり取りは現地の言葉で自分で行わなければなりません。語学力が伴っていないと、留学の申し入れを受け付けてもらえない場合もあります。語学は短期間で習得できるものではありません。留学をしたいと思ったら、まずは自分の語学レベルをTOEFLや各言語検定試験などで確認しましょう。その上で、日々、語学力アップのため、勉学に励みましょう。

英語試験難易度比較

英語試験難易度比較表

2.参加にあたっての注意点

@k、掲示、メールの確認、手続きの時間厳守

プログラムの募集情報はもちろんですが、プログラム終了までは、緊急を要する連絡事項や大切な伝達事項などがあります。@k、掲示物、メールのチェックはこまめに行ってください。また、諸手続きについては、提出期限を厳守してください。

研修参加・協定留学時の心がまえ

本学の海外プログラム、協定留学制度によって留学をする場合、このプログラムの主旨を理解し、本学の代表として留学をすることを忘れないでください。プログラムへの参加または協定留学派遣が決定された場合でも、本学での学習態度や学業成績が悪い場合は、参加、派遣に影響を及ぼすこともあります。気を緩めず学業に励んでください。

保証人との確認

プログラムの参加を考えた時点から、保証人に報告・相談してください。プログラムにより費用は異なりますが、参加費用は決して安くはありません。どのくらいの予算が必要になるのか算出して保証人の方に相談しましょう。

パスポートの申請について

海外へ行く時は必ずパスポートが必要になります。海外プログラムの参加を検討している方は、パスポートの申請もなるべく早めにしましょう。