「ジョグジャカルタの王宮のモスクはズレていた！ 8/29、水」インドネシア短期フィールドスタディ活動報告③

2018年09月04日

Slamat Siang ~
（インドネシア語のこんにちは）

私たちは今、インドネシアのジョグジャカルタに来ています。3日目のスケジュールは、王宮とモスク、マリオボロ市場、そして世界遺産プランバナン寺院の見学です。
まずは、王宮から。ジョグジャカルタの王様（スルタン）は10代目で、州知事を兼任しています。知事が世襲制のスルタンによって担われているのには驚きました。これも、大国インドネシアの地方自治の一つの形です。
これまでジョグジャカルタの王室では一夫多妻制でしたが、今のスルタンには奥さんは一人だけ。そして息子がいなくて5人の娘がいるだけです。後継は男と決まっているため、次のスルタンは今のスルタンの弟になる予定です。
次の訪問場所である王室のモスクへはベチャで移動！バイクや車と一緒に道路を走ります！1kmぐらい走って、値段は20000ルピア（日本円で200円くらい）。とてもスリリングで楽しいです！海外に行ったら地元の乗り物に乗って移動するのも旅の醍醐味！
王室の巨大モスクは、意外とシンプルなつくり。18世紀にジャワ様式で建てられました。しかし、その当時の技術ではメッカの方角を正確に測れず、なんと建物の方向が少しずれています！そのため、床に正しい方角を示す線が引かれていて、こんなところにも歴史を感じます。
プランバナン寺院についてもたくさん書きたいことがあるのですが、字数も限られているので、続きは報告書で。

（国際社会学科4年、小澤秋穂）