「ヒンドゥーの神々と自然と共に生きるバリの村人たち 9/5、水曜日」インドネシア短期フィールドスタディ活動報告⑨
2018年09月10日
インドネシアは、大小さまざまな島がいくつも集まって1つの国として成り立っています。島によって、信仰している宗教が異なり、前半に訪問したジョグジャカルタやスラバヤがあるジャワ島はイスラム教を信仰している人が多く、バリ島ではヒンドゥー教を信仰している人が多数です。私は、インドネシア=イスラム教というイメージがあったので、バリにきて、ヒジャブをつけていない人が多くいるのを見て驚きました。イスラムもヒンドゥーも日本ではあまり触れることのない宗教ですが、いずれも異なる形で宗教が生活の中に根付いていて新鮮さを感じます。
プラガ村では、生活雑貨やヒンドゥのお供え物を自然の素材や村の周りにある物を使って自分たちで作っています。材料の出どころも知らず、何でもお金で買ってくる日本の、特に都会にはないことだと思いました。また、電波の通らないところでの生活は、たしかに不便なこともありましたが、いかに私たちの生活が便利で、人と人との関わりが少なくなっているか改めて考えさせられました。
最後に、文化や価値観の違う私たちを快く出迎えてくれた村の人々に、感謝したいと思います。Terimakashih!!
(国際社会学科4年、鈴木友子)