主催:恵泉女学園大学平和文化研究所
現代世界が持つ課題への鋭敏で真摯な目を研ぎ澄ますために、5回シリーズでタイムリーな平和の課題を考える時間を、平和文化研究所が企画しました。学生、教職員、地域の皆さんの積極的な参加をお待ちしています。
時間:毎回 12:15〜13:35(多目的アワーの時間です)
申込み不要・入場無料
◎ 第3回 外国人の人権は他人事だろうか?『世界人権宣言60周年』の年に考えること
講師 金迅野(キム・シンヤ)氏(川崎ふれあい館職員・立教大学非常勤講師)
2008年12月11日(木) G101教室
川崎ふれあい館は、「日本人と韓国・朝鮮人を主とする在日外国人が、市民として子どもからお年よりまで相互のふれあいをすすめる」ことを目的に、全国ではじめての施設として1988年6月にオープンしました。2008年12月10日は、世界人権宣言60周年の国際人権デー。この1年日本における外国人の権利がどのように進展したか、後退したかに関する報告を聞きます。
◎ 第4回 2010年「生物多様性条約」締約国会議(COP10)への取り組みに ついて
講師 道家哲平氏(財団法人日本自然保護協会 保全研究部 国際担当 IUCN日本委員会事務局)
2009年1月8日(木) G101教室
2010年日本で開催される「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」を前に、私たちの地球環境・生物存続条件と人権や文化の多様性を考える機会としたいと思います。
◎ 第5回 「戦後補償と平和学」
講師:内海愛子(本学名誉教授・早稲田大学大学院客員教授)
2009年1月15日(木) G101教室
植民地支配の謝罪と補償を要求しているアジアの人々と、「解決済み」と主張する日本政府。日本の戦争はどうやって終わり、戦後何を解決してきたのでしょうか。歴史的な検証で新たな事実を一つ一つ明らかにしてきた本学の元教授・内海愛子先生から、戦後補償運動の意味と恵泉の平和学のあり方に関して語っていただきます。植民地支配の謝罪と補償を要求しているアジアの人々と、「解決済み」と主張する日本政府。日本の戦争はそうやって終わり、戦後何を解決してきたのでしょうか。歴史的な検証で新たな事実を一つ一つ明らかにしてきた本学の元教授・内海愛子先生から、戦後補償運動の意味と恵泉の平和学のあり方に関して語っていただきます。
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(以下の回は終了しております)
第1回 TICAD、G8の年にアフリカを考える:西アフリカで聞いた人びとの声、見たイニシアティブ−セネガルを中心に−
講師 楠田一千代氏(アフリカ日本協議会(NGO)理事)
2008年11月6日(木)J202教室
・ TICADとは、Tokyo International Conference on African Development (アフリカ開発会議) の略称。アフリカ諸国首脳と開発パートナーとの間のハイレベルな政策対話を促進するために1993年に開始されました。日本政府がイニシアティブを取っている数少ない国際対話の枠組みで、第4回会議が2008年5月28〜30日、横浜で開催されました。
・ G8サミット(北海道洞爺湖サミット)では、世界経済、環境問題などとともに、アフリカの発展が大きな議題として取り上げられました。G8サミットは、2008年7月7〜9日に開催され、恵泉からも多くの教員、学生が参加しました。今回は、西アフリア・セネガルの現実から、アフリカと日本の関係を再考します。
◎ 第2回 シンポジウム:アメリカ合衆国大統領選挙をアジアはどう評価するか?
シンポジスト 蓮見博昭氏(本学名誉教授)、楊志輝氏、李泳采氏 、司会 上村英明氏
2008年11月27日(木) G101教室
200年は4年ぶりの米国大統領選の年。11月4日の投票結果を、アジアはどう評価するかを、中国・韓国・日本から語り合います。国際経済の混迷の中、私たちの生活は,どう変わって行くのでしょうか。アジアの平和にはどのような展開が考えられているのか。
平和文化研究所主催講演会《グローバルな目を研ぎ澄ます》のお知らせ
2008年12月01日