2014年度 卒業式・学位授与式

2015年03月20日

3月19日(木)、2014年度の卒業式・学位授与式が無事におこなわれました。

恵泉女学園の卒業式は、中高も大学も、1936年の第1回の卒業式以来かかげられている 学燈(ランターン)が壇上に置かれ、感謝の賛美とともに礼拝形式でおこなわれます。

キリスト教教育主任の宇野緑先生は、東日本大震災の年に始まったこの4年を 感謝とともに振り返り、学燈から分け与えられる光をもって旅立つひとり一人の 歩みのために祈ってくださり、
学長の川島堅二先生は、"後の者が先になる"という聖書箇所から、厳しい世間に 出ていくことになるとしても、恵泉での学びが心の強い拠り所となることを語って くださり、
学園長の松下倶子先生は、創立者河井道先生の平和につなげる女子教育への思いや 学燈ゆずりの意味に触れながら、ひとり一人がこの世を照らす光として遣わされる ことを祝してくださいました。

また、実際に充実した学びの経験を積み、恵泉での学びを誇りに思う卒業生の答辞から 河井先生の願った教育の結実を知れることも、卒業式の大きな喜びです。
今年も、学燈ゆずりで暗闇にひとつひとつ分け与えられていくあかりとともに、新たに 社会に出ていく「恵泉生」の姿を、感謝と喜びで見送る一日となりました。

ご卒業、おめでとうございます。