この映画上映会は、SL方法論という授業の一環で「多摩地域に住んでいる方々と繋がる」ということを目的に計画されたイベントです。
上映した作品は「よみがえりのレシピ」。時代と共に消えてゆく在来種の野菜を守っている人々を追ったドキュメンタリー映画です。遺伝子組み換えやTPPなど、食や農業を取り巻く問題が起きている中で、今一度私たちの食べる野菜を見つめなおすきっかけになれば良いなと思い、この映画を選びました。
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6月22日(土)お天気にも恵まれ、絶好の上映会日和!
当日は10時と14時からの回を設け、14時の回終了後のみイベントを行いました。上映会には、地域の方々・先生のお知り合いの方々・スタッフの家族・恵泉生の方々、約30名の方々が集まって下さいました。
2回目の上映後、本学教授 澤登先生と非常勤講師 山田先生によるトークが行われ、在来種やF1ついて勉強しました。その後には、3グループに別れ、九州から取り寄せた在来種の野菜と、F1種の野菜を実際に食べ比べしました。食べ比べした野菜はきゅうり・にんじん・だいこん。そこで皆さんには、どちらが在来種でどちらがF1のにんじんなのか、食べ当てていただきました。色から分かった方や食べてから分かった方...食べてみると一目瞭然!その正解率は100%でした。在来種のにんじんはF1とは違い、甘さが控えめであり、青臭さがありましたが味に深みを感じました。取り寄せた野菜には、葉ごぼうという初めて見る野菜、絵にかいたような可愛いかぼちゃなど、個性的な野菜がたくさんありました。グループで野菜のことを話し、昔の野菜を懐かしむ方や味の違いに驚いた方...きっと1人1人何か感じて下さったと思います。
このイベントは、来てくださった皆様・澤登先生・託児を手伝って下さった先輩方・オーガニックカフェの皆様・チラシを置かせてくださった地域の施設・恵泉の職員の皆様...たくさんの人の協力の下で行われました。皆様、ありがとうございました。
今後もKCCは活動を続けていきます。もっともっとたくさんの方々にお会いしたいと思っております!乞うご期待ください。お待ちしています!