恵泉祭で使用したエコ容器の土埋め作業完了!
2014年11月14日
11/8(土)11/9(日)にて開催した恵泉祭が無事終了し、翌日11/10(月)は、毎年恒例のエコ容器を土の中に埋める作業をしました。参加した学生は皆、各自シャベルを持って教育農場の片隅に掘っておいた大きな穴に、使用済みエコ容器を入れ、分解されやすいように足で踏みつぶすという作業を約1時間で行いました。サトウキビの搾りかすからできているエコ容器は、土に埋めることで、微生物や菌等が分解をし、約1~2年で土に還ります。
恵泉は早くから環境に配慮した学園祭に取組んでいますが、その取り組みは、学園祭に伴う環境負荷を減らし、同時に多くの人に環境意識を高めてもらうことを目標とする、学生の環境ネットワークの活動に関心を持った1人の学生の提案で始まりました。最初は、エコ容器が本当に土中で分解するかどうか試験を行ったり、エコ容器を使ってくれる協力団体を得るために大変苦労しました。というのもエコ容器の方が高価であったからです。しかし、学園祭実行委員会と大学側と何度も意見交換をした結果、エコ容器を一括購入することになり2007年からは全飲食出店団体で、使用後、土壌菌などの作用により容易に土に返る(生崩壊性)のエコ容器を使用することになりました。一人の学生の意見から始まったエコな学園祭への取組は、今もこうしてまた後輩たちの手によって引き継がれています。恵泉女学園大学では、これからも環境に優しい循環型社会を形成するための重要な取り組みを実施していきます!