2015年は終戦70周年であり、その中で戦後史だけでなく、近代史そのものを問う必要性が注目されています。本学現代社会学科の上村英明教授が『新・先住民族の「近代史」-植民地主義と新自由主義の起源を問う』(法律文化社)を2015年1月に刊行しました。本書は、先住民族の視点から、副題にもある通り植民地主義と新自由主義の起源を問う3部8章から構成されており、近代社会の混乱が深まる中、その先に見える可能性を歴史書というスタイルで問いかけています。
出版社:法律文化社
頁:205頁
価格:本体2500円+税