2015年5月30日のスプリングフェスティバルに、福島県の有機農業者の浅見彰宏さんがいらっしゃいます!
福島県産有機農産物を学生と一緒に販売しながら、消費者の皆さまと交流して風評払拭につなげるため、来校されます。
これまでも恵泉女学園大学とつながりのあった福島県有機農業ネットワークが、「チャレンジふくしま若い力による風評払拭対策事業」を受託し、その事業の一環として今回恵泉に派遣されたのが浅見さんです。現在、福島県有機ネットワークhttp://fukushima-yuuki.net/index.phpの事務局長もなさっています。
福島県喜多方市山都町で農業を営む浅見さん(ひぐらし農園のその日暮らし通信http://white.ap.teacup.com/higurasi/)
は、実は、2012年2月恵泉女学園大学で開催された『福島の「生の声」を聞く』のパネリストとして福島の現状をお話し下さった、恵泉とご縁のある方です。
この機会にぜひ、福島の有機農産物を買いに、浅見さんに会いにいらしてください!
南野キャンパスのラウンジにて販売しております。
福島を想うプロジェクト@恵泉
【浅見彰宏さんプロフィール】
バブル真っ盛りに大手鉄鋼メーカーに就職し海外営業を担当。東南アジアに出張したときに現地の貧富の格差を目の当たりにして、自らの生き方を問い直すきっかけとなる。
平成5年の大冷害によるコメ騒動を見て就農を決意。会社を退職して埼玉の有機農家で1年間の研修を経て、喜多方市山都町早稲谷に1996年に移住。2畝の萱場の開墾から始める。江戸時代から続く水路の重要性を知り、都会の人を巻き込んだ水路保持のボランティア活動を始め、農業を基にした地域づくり活動に深く関わるようになる。
3.11後は放射能とどう向き合うか苦悩の末、福島で農業を続けることの意義を確信する。偏った豊かさの追求とお任せ民主主義の結果があの混乱を招いたことを教訓に、成熟した社会へ向けて「選べる豊かさから責任をもつ生き方へ」「社会的役割を意識する」「脱原発は自分の暮らしの改革から」「自給・自立・自治」を訴える。
(浅見あきひろ 公式サイトhttp://asamiakihiro.com/?page_id=34より抜粋)