このたび、6月3日付けをもって「恵泉女学園大学と杉達大学との学術交流協定に関する合意書」に両学長による調印がなされ、協定が締結されました。この協定締結により、学生の交流をはじめとして、中国の大学とのより幅広い交流が推進され、国際的な視野を持つ人材の養成に向かって、新たな道が開かれることになりました。
恵泉女学園大学では、かねてより中国の大学との学術交流協定を締結することを希望し、3年前より準備を進めてきました。そして、2008年度から、春休みに「中国語学・文化研修」を上海にある上海杉達大学(SANDA U)で開催し、毎年10人前後の学生を送り出してきました。
研修に参加をした学生からは、杉達大学での細やかな中国語のご指導と、生活面でのサポートと、なによりも日本との交流を望んでいるたくさんの学生との直接の交流を通じて、中国語の向学心の高まりと中国文化への関心がさらに深まったと言う評価を得ています。
恵泉女学園大学は、韓国には新羅大学、聖公会大学、タイにはパヤップ大学との学術協定校があり、アジアから国際化を考え、市民による平和な社会をつくっていくための人材育成に貢献したいと考えています。